単なるノウハウ本ではなく、自らの体験から引き出したノウハウや、リスク管理について綴られています。
特に、破産寸前まで行った経験からの資金繰りの重要さについては類書ではあまり語られない内容なので参考になりました。

2015年1月4日

読書状況 読み終わった [2015年1月4日]
カテゴリ 経営

読書状況 読み終わった [2014年11月24日]
カテゴリ 仕事術

許可をもとめるな、謝罪しろ、が印象に残った。

数々のECにおける成功事例から、お客様のことを考えた取り組みの重要性を説く。

アイデアの触媒になりそうな本。

レモン部
きけんなハンコ
ところてん
壁紙屋
洗車王国
日本酒

2014年11月24日

読書状況 読み終わった [2014年11月24日]
カテゴリ マーケティング

ひさびさに読んでいて面白い本でした。
断定で書く、予防線を張らない、文章の緩急……。
できてない。
ドキッとして、明日から、いや、このレビューから、「かきかた」を改めるチャレンジをしたくなる本。

2014年11月23日

読書状況 読み終わった [2014年11月23日]
カテゴリ 自分力

サラリーマンneoのディレクターさんの本。
内容は他のアイデア本と共通するものもあるが、
「自分から離れて見る」という視点が面白かった。
今自分がよいと思い込んでいることを、少し離れた視点で冷静にみたらどうなのか。
また、一方で直感を信じるというのも相反しているように聞こえるが、迷ったときは直感をというのも腹落ちした。
なるほどと思ったのは、直感と感情は違うという点。直感は唐突にふっと浮かぶもの、感情は状況や流れの中で湧き上がってくるもの。

2014年11月23日

読書状況 読み終わった [2014年11月23日]
カテゴリ 仕事術

行動観察を行うには、今までの自分の見方を一旦排除し、子供のような視点で臨む必要がある。
また、観察の対象となる人を受容、共感する姿勢もまた重要。
その際に知っておくべきこととして、マズローの欲求段階説、すなわち、生理的、安全、社会的、承認、自己実現の各欲求を知っておくと良いが、実はその上に、他人の自己実現をアシストしたいという他己実現欲求があることを知っておきたい。
また、観察し得られたファクトですぐに着想に走りがちだが、解釈が浅いものになりがちなので、発見、フレームワーク作り、アイデア出し、ソリューションの順に行うべきである。
フレームワーク作りにより、今までの見方が改まり、イノベーションを起こすことが可能となる。

2014年11月23日

読書状況 読み終わった [2014年11月23日]
カテゴリ マーケティング
読書状況 読み終わった [2014年11月23日]
読書状況 読み終わった [2014年11月23日]
読書状況 読み終わった [2014年11月23日]
読書状況 読み終わった [2014年11月23日]

ネットによりエンパワーされた生活者はあらゆる企業からフリーとなり、選択の自由を獲得する。
結果、従来の企業側の視点であるCRMに加え、生活者側から企業との関係を管理するVRMという手法の普及がはじまり、生活者は自らの意思で企業へ提供する情報をコントロールできるようになる。
企業はこれらの顧客に対し、正直に、かつ意味ある支援を行うことで選択される必要がある。

2013年6月18日

読書状況 読み終わった [2013年6月18日]
カテゴリ マーケティング

基礎的な統計学の知識をビジネスシーンでどのように活用したらいいのかを「新興企業への参入計画」という具体例で順番に説明してくれる。
ストーリーの精緻さではなく、具体的な文脈でどのようにデータを扱ったらいいのかが理解できる。
ツールとしてはエクセルを使う前提なので、数式もでてこず、非常に実践向けの本。2000円の入門書を買って、10ページで投げ出すより、1600円の本書でまず慣れ親しむというのもアリかとおもった。

2013年6月4日

読書状況 読み終わった [2013年6月4日]
カテゴリ マーケティング
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ゾクゾクされられた本。
巷でバズワードとなっているビッグデータの取り扱いを具体例で示している。
需要創造にむけた顧客のセグメントとメッセージの構築の手順を学べたのが大収穫。
今後も読み返したい。

2013年6月4日

読書状況 読み終わった [2013年6月4日]
カテゴリ マーケティング
タグ

面白い本でした。
今目が離せない橋下さんと、ヒトラーのスピーチ術を比較してしまうという内容。
双方とも共通しているのは、そのストーリーの作り方。
何かが欠落した主人公が、巨大なものに苦労して立ち向かい、数々の生涯を乗り越えていくストーリーを作り、これに他者を巻き込んでいく。
そのためには本人の情熱、ワンフレーズの繰り返し、具体的な施策は語らず夢を持たせる(総論賛成の状態にする)、敵を作り、その敵を巨大に見せる、聴衆のプライドをくすぐる等々の手法を用いてモノゴトを推進する。
純粋にスピーチの解析本として面白い内容でした。

2012年6月17日

読書状況 読み終わった [2012年6月17日]
カテゴリ 自分力
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副都知事猪瀬氏が実際に起こしている具体的な事例から、いわばケーススタディとして、「決断」の為のエッセンスが感じ取れる。
猪瀬氏の行動指針は、①迅速な意思決定のための指揮命令系統の一本化と大胆な権限委譲、②想定外をなくすリスク対策、③防御だけではなく、攻めるということと読み取った。
311時の対応、都のガス発電所の準備、メトロ改革など、猪瀬氏が行ってきたさまざまな行動の思想が理解できる本。

2012年6月16日

読書状況 読み終わった [2012年6月16日]
カテゴリ 仕事術

混同しがちな、リーダーとマネジャーの役割期待を整理し、その役割に必要なし資質を明示した本。
マネジャーは組織メンバーのそれぞれの強みを知り、それを活かす。
組織メンバーの弱みの強化ではなく、強みの発揮に徹底的にこだわる。
リーダーは組織が行くべき未来を明示し、皆が思う不安を解消し組織の活力を引き出す。しかし、リーダーの適正は先天的なものが含まれる。それは極端な楽観とそれを成しうるのは自分しかいないという自我である。
よって誰でもリーダーになれるわけではない。
さて、、、自分は?

2012年6月16日

読書状況 読み終わった [2012年6月16日]
カテゴリ 仕事術

問題と課題の関係を書いた本に読みかえられると思う。
本書の主張は、目的から思考せよということ。
往々にしてありがちな、網羅的な問題点の列挙、課題の発見、解決策の提示という手段ではなく、目的と現実的な解決策を主眼に発想することを提唱。
筋道がないまま、問題点の把握から入ると、その問題の発見自体が作業になってしまい、解決策までリーチできないことが多く、本来解決策の創出に咲くべきリソース(人・モノ・金)が足りなくなる。
現実的に自分たちがコントロールできることは何なのか?を頭に入れておくことが肝要と感じた。

2012年6月16日

読書状況 読み終わった [2012年6月16日]
カテゴリ 自分力
タグ

ジョブズアップルの強みを分析した本。
アップルの強みは組織の力を集中させるところにある。
製品の絞込み、メッセージの絞込みがそれにあたる。
しかし、それだけにとどまらず、アップルが上手いのは、
「秘密」の力を最大限に引き出すところにある。
ひとつのプロジェクトに参画している社員は他のプロジェクトの内容を一切しらず、話すことも禁じられる。
しっかり「秘密」を保持した上で、顧客経験を想定しつくした製品を、あらゆる演出を緻密に計算し、絞り込んだ「メッセージ」を解き放つという勝ちパターン。
非常に興味深く読んだが、TOPダウン以外でこれが可能なのか?
ティムクックのこれからの舵取りを見守りたい。

2012年6月16日

読書状況 読み終わった [2012年6月16日]
カテゴリ 経営

集権的な従来の組織と、分権的な組織の対比について論じてます。
例も秀逸。なぜインカ帝国はスペインのコンキスタドールに滅ぼされたのか、なぜアメリカのインディアンは抵抗し続けられたのか、さらには最終的には敗北してしまったのか。
インカ帝国は明確なヒエラルキーが存在し、王が倒されると破綻した。一方、インディアンは、小さいサークル的な種族がフラットにつながっており、それぞれに自分の意志で活動するリーダーがいた。だから一人のリーダーが倒されても壊滅せず、かえって運動が大きくなる。
インディアンが敗北したのは、「牛」だった。特定のリーダーに「牛」が送られ、私財が与えられると、リーダー同士の不公平感によって和が乱れた。つまりは、共通の目的・イデオロギーが揺らぎ、結束が保てなくなった。
このことから、分権的な組織を成立させる条件は以下の5つ。

1、サークルがある。
ほかのメンバーと同等に扱われ、サークルにできる限り寄与するかどうかも、メンバー自身の自主性にゆだねられる。
2、触媒がいる。
人々に行動しようというやる気を起こさせる存在となる人がいる。決して支配的なリーダーにはならない。
3、イデオロギーがある。
金銭的なことが目的ではなく、共通の信念をもつことによって、人と人がつながっている。
4、既存のネットワークから始まる。
5、推進者がいる。
新しい概念を執拗なまでに推し進める推進者がいる。

さて、どうやろう?w

2012年4月22日

読書状況 読み終わった [2012年4月22日]
カテゴリ 経営

12人の外資系TOPとの対談集。
印象的なのは、皆共通して、意図的にキャリアプランを作っていたわけではなく、最初についた仕事に一所懸命に打ち込んだ結果、先輩などの人の縁が出来上がり、次のステージが用意され、いまの職務・地位があるということ。
目の前の仕事に一心に打ち込むことがやはり重要。
リーダーシップや仕事に対する心構えなど、示唆に富む本です。

2012年4月22日

さっと読める上に面白い本でした。
信長が行った数々の施策をマネーという角度から捉えます。
資金面から競争力を常に優位にあるために、いかに人の集まるところを抑え、また人を集めることに腐心していたかがわかります。

岐阜城・安土城など、豪華な城を何度も建てたのは領民に安心感を与える象徴を示すため。その上で寺社が持っていた座の権利を奪い取り、楽市楽座を行い、人を集めることで情報とモノが集まってくる。
また、本願寺をはじめとする寺社勢力と対立したのも、彼らがすでにアンタッチャブルな存在になった経済力・軍事力をもつ集団であったがため。

戦国時代を経済の面から捉えた本として大変面白い内容でした。
同時に、これだけの革新的な施策を次々と出すことがなぜできたのか?そこに次の興味が移ります。

2012年4月1日

読書状況 読み終わった [2012年4月1日]
カテゴリ 歴史

「技術のソニー」をこの著者が愛していることがいたるところから伝わってきた。著者はソニーならではの技術のこだわりがなくなり、現在の状況になっていると嘆く。具体的には液晶の画像技術など。
しかし、一方で情報化社会が一気に加速し、箱だけでは勝負できない世の中になっているのも事実なわけで、出井さんをかなり批判的に描写しているが、それは如何な物か?
ネットワーク社会に対応していくことは情報機器メーカーとしては必須であり、テレビの画像がきれいというようなことは基本要件になってしまったというのが正解なのでは?
よって、著者の見方は非常に偏狭に感じた。
おそらくいまのソニーの課題はソニー本来の技術力とネットワーク技術を融合させた、サプライズのある価値体験を太いメッセージで伝えられないことだろう。
その為には縦割りの組織では不可能で、トップの強い意志が必要。
ソニーだけの課題ではなく、大手企業全般の大命題。
APPLE、ユニクロ、楽天等々、現在成長できている企業の多くはTOPの強力な独裁体制を確保できている企業が多いのでは?
企業活動の拡大と生活者へのメッセージの絞込みという二律背反することを解決できる会社はあるのだろうか?

2012年3月29日

読書状況 読み終わった [2012年3月29日]
カテゴリ 経営

8000人のキーパーソンと会食して得た気づきをまとめたらしい。
その割に内容がない。よくあるビジネス啓発本。8000人に会わなくても書けそうな内容でガッカリ感大。

2012年3月11日

読書状況 読み終わった [2012年3月11日]

橋下さんの登場でいま盛り上がっている維新の会のブレインといわれている堺屋さんが説く歴史の使い方。
歴史は人間が作り、その人間の本質が変わらない以上、形は変われど、本質的には同じようなことを繰り返す。ゆえ、先人の成功例・失敗例が実は今を生きる我々にも十分通じるノウハウとなる。
具体例として、豊臣政権下で事務次官的な位置にいた石田三成が大臣に相当する徳川家康に対抗する手法を堺屋さん自ら、経産省時代に行い、万博開催にこぎつけている。
この本は知識としての歴史を実用化する手法が説明されており、非常に参考になった。ただ、それぞれの歴史の本質をどのように引き出すのかという視点の記述が少なく感じた。自分なりに考えとしては、歴史の主人公になり切って考えることだと思う。つまり、石田三成なら三成をとりまく当時の状況を踏まえ、何をしたいのか、その為にどうするのか?と考えているはずなので、それを歴史とセットで推理する。すると問題の本質が見出せる。いわば歴史の境遇マーケティングであり、インサイト発掘である。
これらの視点を持ち、今後ともさまざまな歴史に接してみたい。

2012年3月11日

読書状況 読み終わった [2012年3月11日]
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