100のスキルよりたった1つの考え方で仕事が変わる
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2013年4月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844373117
作品紹介・あらすじ
年収1億円レベルの仕事は出発点が違う。たくさんのビジネス書を読んでも変わらなかったあなたに必要な最後のワンピース。
感想・レビュー・書評
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仕事も人生も『目的』に「フォーカス」して、9割を捨てて、最優先事項に向かうというシンプルな考え方。仕事のGPSを推奨してくれています。G(Goal): 目標。どこに向かうのか。P(Points): 目標達成のためのポイントは何か。S(Steps): どんな手順(ステップ)で実現するか。
ノウハウやスキルに手を出しやすい私達にたいして、考え方こそが重要だとアドバイスしてくれます。
スティーブ・ジョブズを引き合いに出されると、天才ではない私は、この考え方を身に付けるハードルの高さを感じてしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
チャーチルの言葉が好きだった
こう割り切りたい。
わたしを悩ませている6つのことを書き出すと役立つ。そう、そのうち2つは消えてなくなる。ほかの2つは、まったくお手上げだから、心配しても始まらない。あとの2つはなんとかなるだろう。
ウィンストン・チャーチル
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下記引用などメモ
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■フォーカスする
本当に大事なこと。それは「優先順位を決める」ことではなく、「優先順位第1位を決める」ことなのではないでしょうか。
生産性なんていうのは目標(ゴール)がはっきりわかっていなければ、まったく意味をもたない 『ザ・ゴール』の著者
■ゴールを決める
イシュー、コンセプト、バリュー、問題解決などよくある本のタイトルは全てゴール
■目標を映像化する
思考をクリアにできなかったのは、頭の中で「映像化」ができていなかったからだと気づいたのです。そして、その日以来、頭の中で「映像化」することを習慣化しました。
見えないと始まらない、見ようとしないと始まらない(ガリレオガリレイ)
ドラえもんのABCトーク
a 夢や目標(あんなこといいなできたらいいな)
b 現実(のび太くんがドラえもんに問題を話すシーン
c 変化 (不思議なポッケから道具(変化)を出し叶えてくれるシーン
気分ワードは、「事実」「動詞」で置き換えよう
■かな?という仮説思考を行う
「かもしれない(Maybe)」以上にすばらしいものはないのだ 『誰が世界を変えるのか』より
■論理思考の三拍子
なんで?
具体的には?
それで?
■1メッセージ・3ポイント・1アクション
■天才は繰り返しから生まれる
→研修では無理がある
■チャーチルのこの言葉いいね!
わたしを悩ませている6つのことを書き出すと役立つ。そう、そのうち2つは消えてなくなる。ほかの2つは、まったくお手上げだから、心配しても始まらない。あとの2つはなんとかなるだろう。 ウィンストン・チャーチル
■仕事ができる人の条件
私が見てきた「早くて質の高い仕事」ができる人の共通点は2つあります。「ムダなメモをとらない」ことと「パソコンの前で考えない」ということです。
→ロジカルな落書きを描く
→ロジカルな口癖を言う
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比喩的な思考ができるのは人間の脳だけだ。人間の脳にはコンピュータには決して検出できない関連性を発見する力がある ダニエル・ピンク 『ハイコンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』
→?だから創造性が大事
アイデアは〇〇みたいな、で考える
話す声は聞こえるし、ことばは聞こえるのですが、話す人の心は聞こえてこないのです ミヒャエル・エンデ『モモ』
自分だったら、を口癖に企画をチェック
1つの規準は1000回の会議に匹敵する デイル・ドーテン『仕事は楽しいかね?2』" -
ひとつにフォーカスすること。自分が今どこにいるかGPSが大事。今まで読んできた本にも書いてあったようなことが書かれていた印象。でも、結局はそういうことなんだなと納得。ゴール、目標を設定することで、成功につながるんだと理解できた。
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202007/
「やり方」でなく「目的」にフォーカスする。
仕事の目的にフォーカスし、仕事の質とスピードを上げる。あなたの人生の目的にフォーカスし、人生の質を変える。そして、あなたらしさを携えて、仕事に、人生に成功する。/
本当に大事な事。それは「優先順位を決める」ことではなく、「優先順位第1位を決める」ことなのではないでしょうか。/
「今日、やらなくてはならない一番重要なことは何ですか?」
「今週、やらなくてはならない一番重要なことは何ですか?」
「あなたの人生において一番重要なことは何ですか?」/
ジョブズは「時間単位が他人とは違う」と言われていました。たとえば、ヒューレット・パッカードにいた人物がアップルに入社し、ある事業を任されることになりました。そのとき、事業戦略の構築について「3ヶ月後には方向性を固めます」とジョブズに行ったところ、ジョブズは「今日中に決断してくれ。ヒューレットパッカードでは3ヶ月でも、うちじゃ今日中なんだ」とジョブズから言われたのです。/
スティーブ・ジョブズから年収1億円稼ぐ人たちまで。彼らは中途半端な仕事を目にすると烈火のごとく怒ります。そんなとき、決まって耳にする言葉、それが「あなたは、何がしたいんですか?」のひと言でした。/ -
100のスキルよりたった1つの考え方で仕事が変わる
著:高橋 政史
あれこれスキルを身につけなくても、シンプルな考え方を実践すれば、誰でも早くて質の高い仕事をすることができるようになる「たった一つの考え方」を伝えてくれている。「たった一つの考え方」を実践するだけで、仕事が変わる。
本書の構成は以下の5章から成る。
①たった1つの考え方が働き方に革命を起こす
②成功を導くキーワードは「フォーカス」
③すべての仕事を早くて質の高いものにする「仕事のGPS」
④1億円稼ぐ人の仕事の習慣
⑤年収アップのための8つの武器
100のスキルももちろん大切。
そして1つの考え方はそれを凌駕する。
1つの考え方をしっかりと受け止め100のスキルを駆使するのが一番の正解。いきなり1つの考え方を理解するのは難しく多くのスキルを試しながら試行錯誤した中でその1つの考えの本質が見えて、それをまた使いながら行ったり来たりで少しずつ自分のものへ変えていく。
近道だけではなく、本質にもしっかりと触れた著者の説明は容易に見えて深い内容を踏まえて説明されている。著者の他作にも匹敵する良作。 -
スキルよりも考え方にフォーカスしているのは確かに正解だと思う。やり方はそれこそ人それぞれだが。
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ゴールをはっきりさせないと行き方が決められない
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No Library
B.B.M. -
ぶっちゃけ日本人が不得意とする部分です。知識量で応戦ではなく、思考方法を変えていきましょうというもの。それをフォーカスという言葉で紹介しています。でも、考え方としてはとても面白いので知っておいて損は無いですね。