新版 宇宙を超える地球人の使命と可能性

著者 :
  • ロングセラーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845451715

作品紹介・あらすじ

彗星探索家として4つの新たな彗星を発見、また3度の「臨死体験」によって過去から未来まで自由に意識を飛ばして、歴史上の様々な出来事、人物を見て、また未来の世界を見たという著者がその体験から、この現代に人類はどう生きていくべきかを提言している。

あの立花隆の著作にも、真の臨死体験者として登場する著者軍身の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 著者が何度かの臨死体験により得られた知見を、滅亡に進む我々人類に共有するために書かれた本。

    臨死体験中、著者は肉体から抜け出て意識体(=魂)となり、思えば一瞬で時空を移動できることを知り、過去の歴史的人物を見聴きしたり肉体に入り込んで体験したり、宇宙や人類の誕生や未来を確認してきたらしい。面白そうで何とも羨ましい。

    印象的であったのは、地球には本来月が無かったという話。月の大元となる氷に覆われた彗星が、地球や太陽の影響により、溶けた氷の水が地球に降り注ぎ、そのまま海となった。残った彗星の核部分の岩が、今の月となり地球の周りを回っている。

    さらに面白い事に、海の分の質量が増え、地球の引力が大きくなった事によって環境が激しく変化したらしい。それまでの地球は1日25時間で、1気圧であった。人間も身長が2.5〜3メートルで恐竜と共存していた。人間はそのような環境に本来適合した生き物であるようだ。ピラミッドは、そもそも1気圧の環境を作るための施設であり、当時の支配者の体調管理のために使われていたと主張する。著者は1気圧の水を作り「太古の水」として販売している。身体に良く難病にも効果が期待できるらしい。試してみたくなった。

    他にも、私たちが学んだ史実を否定するような話がいくつか展開する。キリストの正体や、織田信長暗殺の秘密、スサノオの目指した事など。どれも大変興味深かった。

    臨死体験によって色々と見聞きしてきた著者が、人類の使命を最後に主張する。人間は生態系を整え、次世代にこの地球を継がせる義務があると。そのために、人間はスサノオのように循環系のムラを作り、お金を中心とした経済活動を離れ、自給自足をして収穫をみんなに共有することを薦める。

  • それほど新しい内容はなかったかな。
    天の川の響きが「バッハのチェンバロ協創曲第三番」とのこと。
    こういうのが何気に面白いな。

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著者プロフィール

1954年生まれ。彗星探索家。地球生態系が維持される環境共生型の産業構造と経済システムを研究・実験することを目的とした「NGO GREEN  GAIA」代表。臨死体験者としては日本を代表するほど有名で、22歳の時に大病で一度死亡を確認されるが30分後に蘇生し、ジャーナリスト立花隆氏が著書「臨死体験」の取材時、「あなたは、臨死体験ではない。死亡体験だ」とまで言わせた特異な体験の持ち主。

主な著書に「これがあの世飛行士の真骨頂!臨死体験3回で見た<2つの未来>このゲームの楽しみ方と乗り越え方」(ヒカルランド) 「生き方は星が教えてくれる」(サンマーク出版)などがある。

「2022年 『新版 宇宙を超える地球人の使命と可能性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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