- Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845635634
作品紹介・あらすじ
私の魂は磁石に吸われる鉄片のように、魔術師の方へ引き寄せられているのでした。
初夏の夕べ、恋人と公園へ行った私は、そこに小屋を出している若く美しい魔術師に出会った。
谷崎潤一郎の『魔術師』が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズでは萩原朔太郎『猫町』、江戸川乱歩『押絵と旅する男』、夏目漱石『夢十夜』、坂口安吾『桜の森の満開の下』を担当する大人気イラストレーター・しきみによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
感想・レビュー・書評
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わからん
ちーーーーーっともわからん
ただただ美しい文章を書きたかっただけなんじゃね?と思ったりしました
だとしたらとても美しい世界観がとても美しい文章で綴られていると思いました
あれ?案外この感想って的を得てるんじゃね?
潤ちゃんどうなのよ?(馴れ馴れしい)
というわけで乙女の本棚シリーズ10冊目は谷崎潤一郎の『魔術師』でした -
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ヒボさん、おはようございます!
十七乙女読了、お疲れ様です(*^-^*)
そうなんですよね~この作品、
魔術師の小屋までが長いんだ...ヒボさん、おはようございます!
十七乙女読了、お疲れ様です(*^-^*)
そうなんですよね~この作品、
魔術師の小屋までが長いんだけれど
そのあとは、あっという間(^-^;
でもって、私には魔術師は女性に思えました。
そう信じて疑わず読んでましたが…
そうではなかったんですねぇ~
男性とも女性とも言えない、
妖しくも美しい魅力をもった魔術師…
どんな感じなんだろう??
遠くからそっと見てみたい|д゚)♡2023/08/30 -
かなさん、おはようございます♪
(-ω-;)アレ?
魔術師...女性ですかね^^;
イラストだけ見るとどっちかわからない( ̄▽ ̄;)
...かなさん、おはようございます♪
(-ω-;)アレ?
魔術師...女性ですかね^^;
イラストだけ見るとどっちかわからない( ̄▽ ̄;)
私的には喋り口調で男だと思ってました^^;
幻想的な雰囲気はキライじゃないんですが、なんとなく入り込めませんでした。2023/08/30
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乙女の本棚シリーズから、谷崎潤一郎さんとしきみさんのコラボ作品「魔術師」です。しきみさんのイラストは本当にいいです。今作は可愛い感じですね。
ストーリーはある恋人たちの話…。ある公園の一角に小屋を出している魔術師の妖艶な魅力により、どんなに愛し合う恋人達でも、その仲を引き裂かれてしまう噂を聞いた2人…。こんなに愛し合っているのだから、魔術師のされるがままにはならない…と、彼女は言いだしそれを確かめてみようと一緒に魔術師の小屋を訪れる…。二人の愛の行く末は??
今回はネタばれしません(^-^;)。前に読んだ「秘密」でもそうだったけれど、彼女はどこまでも健気で愛を信じているのに…なんで彼は??あちゃ…これ少しネタばれしたかなぁ!少し魔術師の元へ行くまでが長く感じしました。でも、どこまでも彼女の愛の清らかさが引き立つ作品だと感じました。ラストのページがすごくいいです。 -
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ビマキさーん、さすがですね土瓶さん。
そうです。
自分の本棚なのですよ。
みんみん、だから、シマシマ本棚だって良いんです!ビマキさーん、さすがですね土瓶さん。
そうです。
自分の本棚なのですよ。
みんみん、だから、シマシマ本棚だって良いんです!2024/04/25 -
2024/04/25
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2024/04/25
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<乙女の本棚>シリーズの谷崎潤一郎第2弾。今作の絵師はしきみ。妖しい、妖しい。惹きつけられる。そして、狂おしい。これでは魔術師の意のままに操られてしまう。自分も魔術にかかったか。
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或る繁華な街区の果ての、物淋しい一廓に存在する妖しい見世物小屋では、魔術師による魔術を披露する舞台が公演されている。
そういうものに惹かれる好奇心旺盛な彼氏にくっついて、どこまでも添い遂げるつもりの彼女がいじらしくて可愛かった。恋してる乙女はたしかにこんな感じなのかもなぁ。
〈「わたしにはあなたという恋人があるためなのです。恋の闇路へ這入った者には、恐ろしさもなく恥かしさもない。」と云うでしょうか。〉
そうやって盲目状態のまま二人で永遠になれたら、それはそれである種の恋の完成なのだと思う。 -
めくるめく官能と妖艶さの渦巻く大人のファンタジーです。日本人青年が麗しの恋人に誘われ、異国の街のとある公園を訪れます。公園のいたる処では、男女入り乱れての酒池肉林、阿鼻叫喚の宴が繰り拡げられいました。先導役の彼女が目指したのは<魔術師>の館で、貴族や麗人たちがひしめき合いながら、固唾を飲んで壇上の魔術に魅せられているのでした・・・。 至高の愛のあり方とその行方を、華麗で幻想的なマジシャンの手さばきで<谷崎潤一郎>が披露した<乙女の本棚シリ-ズ>の一冊です。
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年中お祭りのように騒がしい公園、夢の中のやうな重苦しい感じ。
大きな赤鬼の頭のような入り口の魔術師の劇場。
その中では、王のような魔術師がいて(イケメンだという)魔術師の暗示で観客全体に錯覚がおき、時間短縮の妖術をかけられる。
魔術師は人の姿を変える術が使える。
観客の女性がクジャクに変えられてしまう。
主人公の彼も彼女と一緒に半羊神にされてしまう。
怖いが美しい文章と美しいイラストに引き込まれた。
日本の名作に今時のイラストがついた「乙女の本棚シリーズ」他の作品も読んでみたい。
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913.6||Ta88
早いものですね…
早いものですね…
四方を敵で囲まれた我々に勝ち目はなかった
誰しもが諦めかけていたその時、助けに来てくれたのだ!
あの人が...
四方を敵で囲まれた我々に勝ち目はなかった
誰しもが諦めかけていたその時、助けに来てくれたのだ!
あの人が!
オトメーロ……
やーめた!そんな素敵な話でないなw