詩集『青猫』より (立東舎 乙女の本棚)

  • 立東舎
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本棚登録 : 134
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845636891

感想・レビュー・書評

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  • 目次
    ・薄暮の部屋
    ・寝台を求む
    ・青猫
    ・月夜
    ・春の感情
    ・恐ろしく憂鬱なる
    ・夢に見る空家の庭の秘密
    ・黒い風琴
    ・みじめな街灯
    ・題のない歌
    ・鴉毛の婦人
    ・猫柳
    ・怠惰の暦
    ・閑雅な食慾
    ・蒼ざめた馬
    ・顔
    ・自然の背後に隠れて居る
    ・片恋
    ・夢
    ・春宵

    「乙女の本棚」という、乙女受けするイラスト付きの詩集や短編などを収録しているシリーズ。
    正直、詩にイラストがつくと、詩に対するセンスの持ち合わせのない私は、イラストにずいぶん引っ張られてしまうので、イラストは不要だ。

    しかもこのイラスト、詩を表現しているというよりも、詩と並行してそこにあるという感じ。
    ピンとこない。

    なので、好きなのはイラストが庭だけの「夢に見る空家の庭の秘密」です。

    肝心の「詩」は、私たち世代の中高生女子が好きそうなやつだなーという感想。
    つまり、ハマらなかった。
    なんとなく、頭で作りあげた絶望に陶酔しているようで。

  • デザイン/根本綾子(Karon)

  • 「ああ このおほきな都会の夜にねむれるものは
    ただ一疋の青い猫のかげだ
    都会的な風景を妖しく切り取る名詩集。

    萩原朔太郎の『青猫』が大人気イラストレーター・しきみによって描かれる。
    名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。」

  • 絵ばかり見てしまった…。
    心臓とふらんねると娘たち。

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著者プロフィール

萩原朔太郎
1886(明治19)年11月1日群馬県前橋市生まれ。父は開業医。旧制前橋中学時代より短歌で活躍。旧制第五、第六高等学校いずれも中退。上京し慶応大学予科に入学するが半年で退学。マンドリン、ギターを愛好し音楽家を志ざす。挫折し前橋に帰郷した1913年、北原白秋主宰の詩歌誌『朱欒』で詩壇デビュー。同誌の新進詩人・室生犀星と生涯にわたる親交を結ぶ。山村暮鳥を加え人魚詩社を結成、機関誌『卓上噴水』を発行。1916年、犀星と詩誌『感情』を創刊。1917年第1詩集『月に吠える』を刊行し、詩壇における地位を確立する。1925年上京し、東京に定住。詩作のみならずアフォリズム、詩論、古典詩歌論、エッセイ、文明評論、小説など多方面で活躍し、詩人批評家の先駆者となった。1942年5月11日没。

「2022年 『詩人はすべて宿命である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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