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- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846006358
感想・レビュー・書評
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英国四大女流ミステリ作家の一人、ナイオ・マーシュのデビュー作。
それゆえ当時のミステリとして非常にオーソドックスな構成となっている。
すなわち大邸宅の殺人事件、警察の捜査と尋問、関係者の怪しげな行動、一同での事件の再現、探偵役の謎解きから真犯人の逮捕、といった感じ。
まあだから安心して読めることは確か。
ただ、後期の作に比べて魅力に乏しい。
オーソドックスすぎて面白みに欠けるかな。
途中、ロシアの秘密結社の大捕物が挟まったあたりなんかもう雰囲気ぶち壊し。
小道具は効いてたんだけど、これで吹っ飛んだ感アリ。
全体的に読みやすいからすいすいいけちゃうのも良し悪し。
原文が平易なのか、訳が読みやすいのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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