闇が迫るーマクベス殺人事件 (論創海外ミステリ 297)

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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846022624

作品紹介・あらすじ

シェイクスピアの〈マクベス〉上映中に起きる殺人事件。容疑者は関係者のみ。シリーズ探偵のアレン警部が不可解な謎に挑む!

感想・レビュー・書評

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  • 「闇が迫る」読了しました。
    シェイクスピアの上映中に殺人事件が発生、容疑者は関係者のみ…
    この難解な事件をアレン警部が調査に乗り出す、果たしてその結末は…
    今作はちょっとパンチが弱いなと思いました。
    題材が弱いせいか
    あと、アレン警部の推理力といつも魅せるナルシストっぷりも足りない感じがしました。
    期待して読んだ分、正直残念な感想になってしまいました

  • アレン警部シリーズ。本作がナイオ・マーシュの遺作らしい。
    とにかく徹頭徹尾、マクベスとそれを上演する役者、演出家の描写に尽くされているので、芝居に興味の無いミステリ好きはこれついていけるのか…?とちょっと心配になるレベル。どちらかというと、ナショナル・シアター・ライブとか見まくってる芝居ファンの方が本作の読者に向いてるんじゃないか?と思っていたら、解説でも筆者はそういう客層を想定していたと書いてあって納得。
    私自身は芝居大好きなので、徹頭徹尾面白く読めた1冊だったんですけども。

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著者プロフィール

ナイオ・マーシュ ニュージーランド、クライストチャーチ生まれ。ニュージー ランド大学在学中に書いた戯曲 “A Terrible Romantic Drama” が劇団主宰者の目に留まり、女優や演出家として活躍。1929 年の渡英後、『アレン警部登場』(1934)で作家デビューし、 演出家や脚本家としての仕事を続けながら小説の執筆も行っ た。62 年にカンタベリー大学の名誉博士号を授与、67 年には 大英帝国勲章の称号を得ている。英国推理作家協会賞シルヴ ァー・ダガー賞に二回採られ、78 年にはアメリカ探偵作家ク ラブ巨匠賞を受賞した。

「2023年 『闇が迫るーマクベス殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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