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- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846007652
感想・レビュー・書評
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切れ味鋭い短篇集。短篇にしても短めでショートショートといってもいいかも。ブラックユーモア感もあって、ぴしっと決まる爽快なオチにはすっきりします。
お気に入りは「年寄りはしぶとい」「ルースの悩み」。どちらも厄介ごとに巻き込まれてしまった人が、図らずも危機を脱出することができる物語なので実にすっきり。なるほど! と思わされますし。ブラックなオチのものとしては「偉大な男の死」「目撃者の選択」も巧いなあ。表題作「最期の言葉」はあまりに意外過ぎるオチに思わず笑ってしまいました。
そしてルビイ・マーチンスンの一連のシリーズ。これは酷い! 読んでいる側は抱腹絶倒ですが、こんなのに巻き込まれたらたまったものじゃないですよ! 傍迷惑にもほどがありますが、他人事ならすごく愉快。このシリーズ集めた本があるようなので、探してみようっと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編どれもこれも、最後のオチににやっとさせてくれて面白いですが、個人的に「怪盗ルビィ」シリーズの未翻訳だったものが読めるという事が何よりうれしかったです。
ルビィシリーズ、腹がよじれんばかりに笑いました。このコンビが大好きです。
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