ゲノム操作食品の争点

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  • 緑風出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846117238

作品紹介・あらすじ

食糧危機を克服するという名目のもと、いま、ゲノム操作食品という新しい遺伝子操作を用いた作物や食品の開発が進んでいる。その背景には、これまでの遺伝子組み換え作物・食品の危険性への世界的な批判の高まりがある。企業や政府、研究者が開発の理由にあげるのは、生物を改造する効率の良さや応用範囲の広さだが、それは同時に従来の遺伝子組み換え技術をはるかに凌ぐ、生命や環境に対する図りしれない脅威を内蔵していることである。
 本書は、遺伝子組み換え食品反対運動の第一人者が、この新しいバイオテクノロジーであるゲノム操作技術とその作物や食品の問題点をやさしく解説する。

感想・レビュー・書評

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  • マニアックな内容には変わりないが、GM食品の歴史から現代が直面するGM食品の課題まで一通り掴める内容だった。
    この手のトレンドは、いつも日本は欧米の動きを真似て法規制等整えようとするが、ほとんどの場合、国内法や業界ルールが邪魔をして完全に真似ることができず、その点に綻びが生じることが多いように感じる。
    次の時代に期待したいと思う。

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著者プロフィール

ジャーナリスト

「2023年 『技術史研究91号70周年記念誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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