もう、体に毒は溜めない ~ 知っておけば怖くない自分でできる“除毒”の食事術 ~ (ワニムックシリーズ 155)

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  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847019234

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  • 国の食品検査機関に務め、その後、独自で日本の食品の検査を始められた著者。危険な添加物や残留農薬を調べるだけではなく、どうやったら、それらを除去して安全に食べる事が出来るのか。無農薬野菜や無添加食品を全員食べられれば問題無いが、それは出来ない世の中なので、安全に食競る方法を考えてくれているのは、消費者の生活に沿った研究では無かろうか?消費者のほとんどがスーパーで食材を調達しているのだから。ほとんどの野菜が水洗いや湯引き、皮をむいたりするだけで害から軽減できる。例えば、お魚ですと西京漬などは毒素を軽減させるのに一番良い方法なんだそうです。うちの旦那はサワラの西京漬けが好物なので、旦那は割と良い方向を選ぶタイプだなぁと見直しましたわ。そんな方法が書かれてあるので、こういう本は、台所を預かる者は一度目を通すべきではないかと思いました。もちろん、なるべく汚染されていない食材を調達するに限りますが、その方法も書かれてありますので参考にすると買い物も面白いかもしれないですね。また食べ合わせの工夫で、いち早く体から毒素を排出してくれる方法も書かれています。活性酸素を除去し易い食材や食べる方法など。こういった安全対策をとらなければいけない今の環境を憂慮しますが、ここまでしなければ安全じゃあないのか…とも気付ける著書だと思います。

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著者プロフィール

大正14年生まれ。元東京都消費者センター試験研究室長。食品の安全問題を研究して45年以上。90歳の今でもスーパーに足しげく通い、常に一般的で身近な食品の「いま」を調査し続けている。通称「食の生き証人」。

「2016年 『【最新ポケット版】農薬・添加物はわが家で落とせた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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