世界でバカにされる日本人 - 今すぐ知っておきたい本当のこと - (ワニブックスPLUS新書)

著者 :
  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847066092

感想・レビュー・書評

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  • テレビでも横並びに「日本すごい日本大好き」ばっかりなので、この手の本が出てくると思ってました。もっとコキ下ろしてくれるかと思ったら案外やさしめ。この本も一周回って日本大好き本に分類されると思う。

  • 話半分。あながち間違ってもないんだろうけど。
    データ、根拠などは何もなし。ただただ主観のオンパレード。
    マスコミ批判する割に、大袈裟に吹聴する点で、なにか相違あるのか?と感じたのは私だけではないはず。特定の番組批判のようにも聞こえてくる。
    話半分ゲームしながら2倍速で流し聞きしてたのでちょうどいいけれど。
    このタイトルに興味を持って自ら手に取る層には全くもって不要な内容。
    日本の旧態依然な企業の体制がおかしいとか、無駄な業務が多いとか。わかりきったことを何を。まあ、問題ではあるけども。
    クールジャパンを一部の日本在住アジア系にもてはやされ云々。だめなのか?って事。日本在住アジア系に支持されてる日本文化は大事でしょうが。アジア系も外国人(=世界)ですけれども、イギリスが世界基準なの?アジアはなんなの?そう思える言い方。イギリス在住日本人のあなたはそんなに偉いのか?
    …というものもあればイギリスのブラックジョークだベルギーの批判だの関係の無いものまで長々と。
    よく、海外旅行に行って世界が変わったとかなんとか言って周りに知ったかぶりをする人がいるけど、そういう会話を聞いている気分。
    普段感じない視点を感じたという点のみ評価。
    テレビよりは有益かな?テレビは見ないけど。
    マスコミに踊らされてる層は100%テレビを見ているのでテレビで放映すると響くんじゃないかな?(ブラックジョークです)

    唯一。[日本スゴイは大間違い]このタイトルだけは賛同

  • イギリスに住んでるからブラックジョークに長けていると言いたげに、最初から毒舌で何か真っ直ぐ話を受け止め切れる事が出来なかった。
    最初の日本人否定と最後の日本人の肯定とか意味がわからない。

  • 日本の政治やマスコミ、
    会社組織の異常さについては、
    日頃から感じるところで、
    著者の意見に賛同できる。
    しかし、日本の文化や風習にまで
    ケチをつけるのはいかがなものか。
    本書では、
    外国人は日本の旅館のおもてなしを、
    四六時中監視されてるようで、
    わずらわしいと感じているように
    書かれている。
    しかし私は、
    おもてなしは日本の一つの文化と捉えている。
    文化や風習は各国、各民族で違いがあって当然。
    外国人が日本に来て、日本のおもてなし文化が
    理解出来ないのは当然。
    異なる文化を体験として楽しむか、
    それがわずらわしいのであれば、
    おもてなしのない所を選んで
    泊まればいいだけの事。
    何でもかんでも欧米に合わせなければ
    いけないのか。読んでて気分が悪くなった。

    あと、
    第4章 お笑い!万国バカ博覧会は不必要。無駄。
    日本人は無駄な資料作成に時間と労力を割いて、
    非生産的という著者自ら、
    ポーランド人が世界中で小バカにされてるとか、
    ベルギー人がどうとか、
    どうでもいい内容でページ数を増やしている。
    期待して購入しただけに、残念だった。

  • 新聞の書籍広告にデカデカと載っていたので、図書館で借りて読んでみました。
    著者には興味を持ちましたが、正直言って売れている理由がよく分からない本でした。

    「外国人からは、日本のことをこんなふうに見られていますよ」といった内容の前半は、まあ、よく聞く話でしょうね。日本にどっぷり住んでいる私でも、耳に入ってくる程度のものです。

    例えば、形式的な礼儀を重視する、少子高齢化やバブル処理は反面教師とされている、ニコニコした奇妙な人種、まわりくどい、過剰サービス、「おもてなし」はビジネスシーンでは不向き。

    「つまらないものですが」と、手土産を差し出すのは、今でもするかぁ? と思ってしまいました。最近は「いいもの見つけたから、どうぞ」「これ、おいしいんだよ、食べてみて!」と言って手渡すケースの方が多いと思います。少なくとも私の周りでは。

    と、この辺りまでは、こうしてケチをつけているものの、それでもまだ良い方でした。

    第4章「お笑い! 万国バカ博覧会」のぺージは無駄でした。
    そのおかげで、次の
    第5章「新時代の日本人になるために」は、多少まともなことが書かれていたかもしれませんが、印象が薄く、内容を忘れてしまいました。

  • 着眼点は良いと思う。ただ納得できない点も多数。著者が例に出すイギリスのほうがEU離脱で大変なことになっていると思うのだが。

  • 文字通り、日本人は世界で言うほど尊敬されてないことを説いた一冊。

    海外在住の著者の言説には説得力があるし、愛国ポルノは好きではないものの、アニメなどの誇れるコンテンツを腐してるのは素直に頷けなかった。

  • 文化放送の朝の番組でユーモア溢れるトークを炸裂させている谷本真由美さんの2018年の本。
    外国のジョークはよくわからなかったけど、それ以外はスルスル読めて面白かった。
    日本人の仕事の効率の悪さはあるあるで、やり方を変えたほうが良い。
    日本人の料理人は本国より評価が高いというのは海外を旅行すると実感する。日本の外食はクオリティに対して安すぎると思う。倍は取っていい。それには私たちの所得も倍にして欲しいけど。

  • 2023年、6冊目です。

  • ☆スタバで読了☆水曜サッカードイツ戦後のバカ騒ぎ・世界が絶賛・突破間違いなしの報道→日曜夜7時コスタリカ戦・批判・期待した分ショック・現実を思い出した

    日本すごい!系のテレビ番組 トイレのハイテク機能、電車正確、おもてなし、職人が作るネジ…世界中の人が日本に憧れる→思っているのは日本人だけ
    困っている人がいても助けない日本人 スーパーのレジで立ち話→待ってる日本人はイライラ
    環境を守ろう!→過剰なラッピング ホワイトカラーの生産性低い→無駄な苦労を美徳と考える日本人・資料作り

    歴史的な米朝首脳会談→マスコミは人気アイドルの淫行報道 政治問題を置き去りに芸能ゴシップを追いかける
    政治に無関心なのに便器の機能を自慢する日本人
    縦社会→会議で空気を読む(優秀な若者の意見が活かされず)
    未成年者を性的な対象として扱う文化クールジャパン、アニメ ゆるキャラ
    身内だけ大切にする日本人→お店の店員、清掃人、警備員…冷遇されている
    外国から舐められている日本人 アメリカのユーチューバーが富士の樹海で遺体動画
    アメリカ内陸部で魚を食べない人 魚の匂いがする=女性器の匂いがする 魚を人に投げる→侮辱の意味
    おもてなしの方向性がずれている 旅館のサービス→かえって迷惑 家電製品 本当はシンプルイズベスト
    異文化間の人に忖度を期待するのは無理
    リケジョ、美しすぎる○○→女性への偏見
    選挙は行かないのにネットで騒ぐ人多数 税金の使われ方に興味がない日本人 やるだけ無駄な会議

    世界中どこでも他の国国をコケにしてお笑いにするのが定番
    ポーランド人に関するジョーク 世界中で小馬鹿にされるポーランド人
    小馬鹿にするのセンス抜群なイギリス ヨークシャー出身→イギリス全部馬鹿にされる存在・阿呆というジョーク

    馬鹿にされない方法→本質を見ろ 所属先にこだわるな 他人と自分が違うことを心得ろ 自信を持って行動せよ 感性を磨け

    バブル期の高級品→しまむらの安いバックへ 悪化した環境下で好きになるのは日本すごい系のコンテンツ→それらはフェイクニュースもどき

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著者プロフィール

谷本真由美(たにもと まゆみ)

著述家。元国連職員。
1975年、神奈川県生まれ。
シラキュース大学大学院にて国際関係論
および情報管理学修士を取得。
ITベンチャー、コンサルティングファーム、
国連専門機関、 外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。
日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。
ツイッター上では、「May_Roma」(めいろま)
として舌鋒鋭いツイートで好評を博する。
趣味はハードロック/ヘビーメタル鑑賞、
漫画、料理。
著書に『キャリアポルノは人生の無駄だ』(朝日新聞出版)、
『日本が世界一「貧しい」国である件について』(祥伝社)、
『不寛容社会』(ワニブックスPLUS新書)など多数。

「2022年 『世界のニュースを日本人は何も知らない4 - 前代未聞の事態に揺らぐ価値観 -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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