東京百景 (ヨシモトブックス)

著者 : 又吉直樹

• ワニブックス (2013年8月26日発売)

作品紹介・あらすじ

ピース・又吉直樹、すべての東京の屍に捧ぐ。「東京は果てしなく残酷で時折楽しく稀に優しい」いま最も期待される書き手による比類なき文章100編。自伝的エッセイ。

感想・レビュー・書評

[やっさんさんの感想 · 2024年1月22日]

東京散歩したいなw

ってな事で、又吉直樹の『東京百景』

又吉先生が、上京してから東京散歩の日記。

良い♪ 又吉先生の言葉のセンスええわ～

挫折と敗北と逃避を繰り返して行けば、その先に何か有るんじゃなく、好きな事や物を信じ続ける強い気持ちが何かを得て行くんじゃろねw

2018年99冊目

[miholantaさんの感想 · 2023年12月27日]

又吉らしい、控えめ、卑下しすぎ、勘違い、自意識過剰が優しさと暖かさの中にまみれている。

[タムさんの感想 · 2023年12月26日]

後輩芸人と過ごす時間とか、憧れの作家と接する時の話とか面白かった。なんとも言えないおかしみがある。

[鈴蘭さんの感想 · 2023年10月26日]

死にたい夜があれば、踊りたい夜もあって、それでいいんだと肯定されているよう。
又吉さんには本当に救われている。

[UdonKönig さんの感想 · 2023年9月25日]

東京の場所をネタに著者の思い出や妄想をショートショート位の感覚で書いた本。
芸人仲間とのエピソードなんかはエッセイ的で面白いが、その他はあんまり…むしろ妄想部分は狙い過ぎてスベってイタい文章もチラホラ。こなれた文章は流石だが、それが面白いかは別問題ということか。ショートショートを量産するのが如何に難しいかを実感できる。

[吉田さんの感想 · 2023年7月2日]

気づいたらニヤニヤしながら読んでいた

[煙草と甘いコーヒーさんの感想 · 2023年3月31日]

お笑い芸人であり、作家でもある人の日常や生き方、世間の見え方などをのぞくことが出来るのが何気に楽しかった。

[よすけさんの感想 · 2023年2月11日]

消費者金融から出てきて焼肉奢る
あくまでもくくるのは人であって自分であってはいけない。囲いを意識した途端に自分をそこに落とし込もうとする意識が生まれる。
確かに東京で起こっていることで、日常の中に残酷さと優しさと自意識が潜んでる。

[ひとみんさんの感想 · 2022年12月25日]

又吉直樹さんの東京に纏わる思い出など。不器用でまっすぐに生きているからいろんな悩みや苦労が多そうだけど、その分濃い人生を生きていると感じた。

[めーんさんの感想 · 2022年10月19日]

切り取る日常のいくつもが私に刺さりました。今まで、またよし〜と呼んでいましたが先生に改めます
室外機の件がいちばんのお気に入りです

著者プロフィール

又吉直樹（またよし・なおき）
1980年、大阪府寝屋川市生まれ。2003年より、お笑いコンビ「ピース」として活躍。2015年『火花』で第153回芥川賞受賞。代表作に『東京百景』『劇場』『人間』など。

「2021年 『林静一コレクション 又吉直樹と読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」