科学書をめぐる100の冒険

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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860110284

作品紹介・あらすじ

ミームに人工知能にHOX遺伝子にDNA関係にトンデモ系、読んでもよくわからないかもしれない科学書100書を解説。

感想・レビュー・書評

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  • 「本の雑誌」で2000年4月〜2003年8月に連載されていたもの。ジャーナリストの田端氏が推薦する本を進化論が専門の佐倉氏との対談形式で紹介している。本の内容について2人が解説したり、感想や批判を述べ合っているため、普通の書評より突っ込んだ、かみ砕いた紹介になっている。

    佐倉氏の本を読んで「会って話を聞きたい」と思った田端氏というコンビのため、テーマは進化論や遺伝子、霊長類学、脳といったあたりが中心。知らない本が多かったし、読み物としてもおもしろかった。

    <読んだ本>
    銃・病原菌・鉄(ジャレド ダイアモンド)

    <関心をもった本>
    生き物をめぐる4つの「なぜ」(長谷川 眞理子)
    科学者の熱い心(ルイス ウォルパート、アリスン リチャーズ)
    進化論という考えかた(佐倉 統)
    女と男のだましあい(デヴィッド・M. バス)
    話を聞かない男、地図が読めない女(アラン ピーズ、バーバラ ピーズ)
    ヨーロッパ帝国主義の謎(アルフレッド・W.クロスビー)

  • ・ただ本の紹介をするだけではなく、
     適宜関連知識の簡単な紹介などが入り、
     読み物として面白い
    ・科学素人と科学者の対談形式、
     というのが成功したんだろうな
    ・佐倉統の解説はとても分かり易い
    ・読みたくなる本がたくさんで困る。

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著者プロフィール

田端到(たばた・いたる)1962年、新潟生まれ。週刊誌記者を経てフリーのライターに。競馬をはじめ、野球関連の著作も多い。競馬では血統の解釈とアプローチに斬新な手法を導入。独自の視点による産駒のデータ収集とその実践的な活用、また、辛辣ながらも軽妙な文章には定評があり、馬券初心者からベテランまで、多くのファンを持つ。近著に『王様・田端到の賭ける競馬・読む競馬』(秀和システム)、『金満血統王国』シリーズ(KADOKAWA)ほか多数。『日刊スポーツ』紙上の「GⅠコラム」は連載27年を超え、好評を博している。

「2022年 『田端到・加藤栄の種牡馬事典 2022-2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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