- Amazon.co.jp ・本 (84ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860110703
感想・レビュー・書評
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読了。図書館で、本を読まぬ兄のタイトルが気になり借りた。本のはなしがテーマのエッセイ漫画であった。自分の読むジャンルと違う人が出てくるが、本好きなひとの交遊関係がうらやましかった。
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2014年8月5日イオンモール鈴鹿BF
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13028
本をめぐる知的でちょっとオシャレな人間関係が描かれる。
友人との食事やペットとの触れあいなどささやかな普段の日常生活を大切にしている著者の姿勢が伝わってくる。大判で薄手のオシャレな装丁で雑貨好きとも相性がよさそうな本。 -
昭和っぽいコミックエッセイ。絵は昭和っぽいけど、内容は別に昭和でない。書いてて思ったんだけど、昭和っぽさってなんなんだろう。レトロというには新しすぎて、現代的というには古い。
紹介されていた本の中に、読みたいと思ってた本があった。
装丁についての話が好き。
本棚は頭の中と同じって話では、「確かに」って頷いてしまった。私の本棚からはどんな人物像が描けるんだろう。自分じゃよく解らないな。でもリアルでの知り合いにはブクログの本棚は見て欲しくないわ(笑。
何を読もうか迷った時はこの本で紹介されている本を読もう。
何でもすぐにほしがって手に入れてしまうのが昔の人って感じ。 -
タイトルに惹かれましたが、以前コミックエッセイの別のを友人に借りて読みました。
それよりはこの本の方が好きだった。
「双子の兄」妄想はすごくよく分かる!
双子じゃなかったけど、私にも兄妄想はあった。
興味のある本が何冊かあったので、いつか読みたい本リストに入れておこうと思った。
「ボリビアに猿なんていねぇんだよ」の中に出てきた「黒いヴェール」という女優さんのエッセイと黒島伝二さんの「二銭銅貨」の話が、ぐああと来るくらいインパクト強くて。
でも読みたくないかも。立ち直れない、そんな気になりそうだ。
絶対値の残酷って、何かもう受け取る側の技量を問われる。
日本のお札の絵柄に、日本で対外国に有名な人を…という話から手塚治虫という話になり、そのまま登場人物がお札やコインに入れられる話がすごく面白かった(笑)
尾崎翠さんの本もすごく気になる。
きっとすごく美しい文を操る人だろう。 -
『神様は本を読まない』の前に出ていた「吉野朔実劇場」。しばらく図書館のカードがふさがっていたが、やっとスキマができたので借りてきた。『神様…』では読んだことのない本ばっかりだったが、こっちでは読んだことのある本やウチにもある図録がいくつか出てきた。
「本をつくる」のページで、湯川書房の湯川成一さんが出てきた。まんがには、湯川さんが出てくる。多くても数百部をつくるだけという湯川書房の本を、去年の春に、「湯川成一と湯川書房ゆかりの美術家たち」展で見たなあと思う。私はそのギャラリーで湯川さんの写真を見たはずだが、吉野朔実の描く湯川さんのすがたをみて、こんな人やったっけなーとどうも思いだせない。
思いついて、図書館の蔵書検索で「湯川書房」を引いてみたら、近所の図書館に一冊だけ湯川書房の本があった。限られた部数のなかから、どうやって図書館にやってきたのかはわからないけど、この本をこんど借りてみようと思う。
巻末の「幸福な一日」の"理想"と"現実"の描写に、その"現実"わかるわかるーと思う。思っているよりも一日は短い。 -
人気読書マンガエッセイ「吉野朔実劇場」第5弾。カラー4ページに、平山夢明さんとの取り下ろし対談も収録。
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本が大好きな人たちの、本を巡る漫画エッセイシリーズ。この、「兄」以外に「父」と「母」が一冊ずつ出ているが、国外国内小説問わず色々な本(ほぼ小説)を紹介してくれているおかげで、わたしが読むものの幅を随分広げてくれた。「他の人が何を読んでるかがとっても気になる」という一コマには激しく肯いてしまうが、その欲求を満たしてくれるシリーズだ。家族メンバーは一巡してしまったと思うが、続編求む!
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エッセイ漫画。どこに兄が・・・?
ま、ここに出てくる本、いくつか読みたい。
ほむほむが出てきたよ。