- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860114343
作品紹介・あらすじ
『坊っちゃん』のしおりは何ページに挟まっているか、芥川賞は何色がよく取っているか等、本に関する役に立たないことを調査する!
感想・レビュー・書評
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タイトルに釣られてお迎え。実際に文庫を積み上げていた経験があるから……。
大量のダジャレの差し込みが少し読み辛いな、と感じたものの、ところどころ興味深いテーマがあって楽しかった。手を出していない名作なども今後読んでいきたいなあ、と思う次第。文庫で販売されなくなっている作家が結構いる、というのが衝撃だった。 -
軽く読める本。暇つぶしにちょくちょく読んでた。
ギャグがちょっとしつこいが、読書家じゃないと拾えないネタもあり著者の読書量に驚く。
「ゆるーく調査」なので物足りなさもありつつ目の付け所が好き。「文庫本のてっぺんから背表紙の一番上の文字までを測ってみる」とかみんな気になってるけど誰も確かめない調査してて面白い。
最後の”『レ・ミゼラブル』各章の主人公”の表は読む前に見通し立つのでめちゃくちゃ有用性高いと思う。 -
文庫に関するしょうもないことばかり。カバーを取った各社の比較とか、最初と最後だけつなげて読むとか、訳者違いでつっかえないで音読できる行数比較とか、くだらなすぎて面白かった。
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本に関するゆるーい調査の本。ほんとにゆるい。
どのくらいゆるいかと言えば、たとえば「文庫本は何冊積んだら倒れるか」…タイトルにもなっているが、これは何冊までなら積めるか、出版社ごとに文庫本を積んでいくという調査。…しかし特に文庫の厚さを揃えたりはしていないし一発勝負のようである。
まあ、どうでもいい調査と著者のゆるい文章を楽しむという趣向の本と考えればいいのかな。
上下巻の本の各巻売り上げ&シリーズ本の各巻売り上げ調査はちょっと興味深かったのでもうちょっとたくさん例を挙げてほしかったけど、まあゆるさが妨げられるから仕方あるまい。 -
寒いギャグが続き凍り付きそうでした。変な調査ばかりしているのはそういう芸風なので仕方がないのですが、単純に読み物として面白くなかったという所に結実しています。
僕がおちゃらけ過ぎが好きではない、という事も大いに影響しているので皆さまは気にせず読んで頂きたいと思います。 -
しょうもない調査がズラズラ。
こういう本が刊行される豊かさを寿ぎたい。