この大地に命与えられし者たちへ

• 清流出版 (2007年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[saucedaisukeさんの感想 · 2011年5月6日]

単なる文明批判では終わらない、極限状態を瞬間で捉えたその先にあるもの。

[kotoriさんの感想 · 2009年7月17日]

暗闇の中に、二人の子供の小さな手が見えた。
泥にまみれたように見えたその手は、何も見えない世界の中で確かに存在し続ける絆の証のようだった。
その手はまだ結ばれていない。
けれど、だからこそそこに、私は希望の光を見たような気がする。

2009年7月16日
未明より私の心に浮かび続ける光景より

[小野不一さんの感想 · 2008年12月21日]

　写真とは切り取られた“瞬間”である。何をどう写すかは、カメラを持つ者の立ち位置で決まる。桃井和馬は世界140ヶ国を飛び回り、己の視線が捉えた光景と人々を“永遠”に刻みつけようとしている。

　<a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20081012/p1" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20081012/p1</a>