- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860293499
作品紹介・あらすじ
ヘミングウェイ、ワーズワース、エディソン…創造的人物には、「シンキング・プレイス」があった。偉人たちゆかりの地を訪れる喜び、意外な一面に触れる至福。豊富な写真とともに、秘密の場所をたどる。「訪問記」では、「シンキング・プレイス」を訪れる旅の様子をエッセイ風に語る。「人物スケッチ」では、取材した人物たちの伝記を詳しく述べる。また、実際にそこを訪れた著者だからこそ知り得た興味深いエピソードや逸話も紹介。「シンキング・プレイス」では、偉人たちのアイディアが生まれた場所を数枚の写真とともに鮮やかに描写。「旅のおまけ」では、著者の好奇心から出会うこととなった予期せぬ"旅の贈り物"について語る。
感想・レビュー・書評
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今日は宿題も多く、読まなきゃいけない仕事関係の本も溜まっているのですが、この本にやられております。2週間程前に神保町の古本屋で見つけた本なのですが、発想がユニークで、偉大な文学者や発明家などが、ひとりでアイデアを考えた「隠れ家」を文学好きの夫婦が訪問して取材するというものです。それぞれ「訪問記」「人物スケッチ」「シンキング・プレイス」「旅のおまけ」という構成になっており、その取材先の人物が、ディケンズ、ワーズワース、ジェーン・オースチン、キプリング、ビアトリクス・ポター、フォークナー、そしてヘミングウェイとくれば、途中で本を置けるはずもなく(笑)、雨上がりの森で読みふけっております。
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資料ID:21100801
請求記号: -
多くの作家や学者たちが、人々や町の喧騒から離れた森や丘に、家・小屋をもち、そこで誰にも邪魔されずに創作の時間に耽っていたということがよくわかった。もう少しシンキング・プレイスについての記述が多くてもよかったと思うが、なかなか面白かった。
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小説家、詩人、発明家といった偉人たちの「シンキング・プレイス」を紹介している。
できればカラー写真にして欲しかったなぁ。