東京、音楽、ロックンロール

著者 :
  • ロッキング・オン
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本棚登録 : 244
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860520809

感想・レビュー・書評

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  • フジファブリックの故・志村正彦さんのweb日記。今にして思えばもっとゆっくり、無理しないで活動して欲しかったなんて思うけど。素敵な曲ができるのにはこんな身を削るような思いをしてたのかと。この先中途半端な気持ちでは聴けないな。なんて。

  • フジファブリック志村正彦の記録。アーティストとして悩み、音楽を作る難しさ、楽しさ。彼が生きてきたほんの一部を覗ける本です。
    最後に「自分の事をこの本で半分は伝えられた、半分は今後の作品で伝えたい」という意味の一言が載っています。
    その彼の言葉は、ずっと残ってる。
    まだまだ続きを見届けたかった。
    だから、評価は★★★。
    半分。

    あなたは早すぎたよ、志村さん。
    大好きです。

  • いわゆるブログ本。
    五年間にわたる日記なのでボリュームあり。

    志村の人柄も伝わってくるし、
    前半の妄想炸裂日記も面白いし、
    後半の音楽熱にもやられる。

    何度も読みたい。

    有名人の本って買って失敗したなーって思うことが多いけど、
    これは大切な本になりそうです。

  • 人並みに幸せになったら音楽が作れないって、そんな風に思ってたなんて、この本を読むまで知らなかった。
    もう叶わないけど、人並みに幸せになった志村の音楽を聞いてみたかった。

  • ずっと大切にしたい一冊。

  • 読みたい!!!
    ...が、もうどこにも売ってない(T_T)


    ...と思っていたら、
    2011年1月に内容追加されて再販らしいです♪
    楽しみだー!

  • ミュージシャンだって普通の人なんだよね。

  • フジファブリックのヴォーカルで今は亡き志村正彦氏の日記。この日記を読んでいて驚くのは、よい音楽とはまさに身を削る思いをしてしか出てこないと考える彼の強い思いだ。孤独と自己の葛藤のなかで良い音楽が生まれるという思想のもと彼は音楽をつくり続け、志半ばで倒れた。日記を読み進めていくと、彼がどんどん体力的・精神的にすり減らしていく様子が分かる。彼の思想の一片が垣間見れる本。

  • 読むたびに志村がいるようで安心する

  • フジファブリックの志村正彦さんがウェブ上に公開していた日記+αを書籍化したものです。
    志村さんがこの前のクリスマスイブの日に星になってしまってから読めなくなっていたのですが、近頃ようやく気持ちの整理がつきまた読みなおしました。
    まぎれもなく、生きようとしている人の文章だなあと思いました。
    よかったよかった。
    前向きだったり、面倒くさがっていたり、もう歌えないと嘆いたりしているただのミュージシャンの日記です。

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著者プロフィール

志村正彦(しむら まさひこ)
1980年7月10日 - 2009年12月24日
ミュージシャン。ロックバンド・フジファブリックのボーカル、ギターを務めており、「桜の季節」「陽炎」「赤黄色の金木犀」「銀河」といったシングル四季4部作などのバンド楽曲のほとんどの作詞、作曲を行っていた。2009年12月に急逝し、多くのファンやアーティストがショックを受けた。Web日記『東京、音楽、ロックンロール』や『志村正彦全詩集』が単行本化されている。没後10年を迎え、2019年8月28日、『志村正彦全詩集』の新装版が刊行。

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