- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860639518
感想・レビュー・書評
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「一日一生」と内村鑑三は言った。
たかが一日ではない。毎日同じ一日でもない。一生が一度きりの大切なものであるように、一日もそう。
その一日をどう生きるか。
「今日一日を心を穏やかに、自分ができることを精一杯して、力の出し惜しみをせず、全力で生きるということに心を向ける。」
との著者の言葉がとても明快だと思う。
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感想
1日をどう過ごすか。楽しい1日も悲しい1日もある。だけど毎日を心の成長の糧とする。清々しい気持ちで一生を終えられるように。積み重ねる。 -
「鈍刀というのは切れ味のよくない刀である。
研いでも光らない。
みんなは問いでも無駄だと言うが、そんな言葉に耳を貸さなくていい。
せっせと磨いても刀は光らないが、磨く本人が、光ってくる。
才能がないからなどと言わずに細々とでも続ける。
大事にしたい思いである。」
p47(才能よりも大事なこと)
「何事でも細々とでも長く一生懸命続けることは、力を持つのだと思う。」
著者は仕事で人の話を聞くことを何十年も続けてきてそう思ったので細々ではないけど、自分の経験でも確かに毎日10分くらいの、細々とでも何年も続けていることは少しずつ実になってきている気がする。
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「たとえ人はどんな姿になろうとも、外見で失われない尊厳をもっている」この言葉に力をもらった。
年老いて出来ることが一つずつ減っていく親を介護しながら、それでもその人の芯の素敵な部分は損なわれることはないんだなと実感している。
芯の部分は残るんだな。…ならば明るく優しく生きようではないか!だって意地悪な部分しか残らなかったら嫌だもの…と思った。
コロナで塞ぎがちな今日この頃、この本で心のエネルギーをたくさんもらえた。
タイトル通り、今日を懸命に生きよう。