宇宙創成から人類誕生までの自然史 (読んで楽しむ教科書)

著者 :
  • ベレ出版
3.44
  • (1)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860640354

作品紹介・あらすじ

宇宙が生まれそして140億年後に人類が登場する。この壮大な時の流れを科学はどのように理解しているのだろうか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 我々はいかにして、そして何故、ここにいるのか。これは科学(そして哲学)が追い求める永遠のテーマだろう。「いかにして」については、最近の科学の進展によって、かなりのことが分かってきた。謎は数多残っているが、宇宙誕生から人類の今日ある姿まで、一通り筋の通った歴史を描いてみせることが出来るようになった。最新の科学の知見に基づいて、この壮大な自然史を概観する。

    この歴史における特筆すべき出来事として、次のような9つの進化にスポットをあてている。

    ・時空の進化 --- 宇宙の始まり
    ・粒子の進化 --- 原子が誕生するまで
    ・天体と元素の進化 --- 天体の中で元素を作る
    ・太陽系の進化 --- 地球の誕生
    ・地球の進化 --- プレートとプルーム
    ・有機物の進化(化学進化) --- 生命の誕生
    ・単細胞生物の進化 --- 進化と共生
    ・高等生物の進化 --- 生物の多様化
    ・人類の進化 --- 文明の誕生

    宇宙論、素粒子論から分子生物学まで、現代科学の精華を、あくまでも易しく柔らかく、解説する。まだ絶対に確かとは言えないような、ホットなトピックスも織り交ぜながら。自然史についての統一的なイメージを持つのに最適。
    (2006年読了時の感想)

  • タイトルまんまの内容ですw
    簡潔にまとめられているので、科学系の読み物に広く手を出す際の予備知識として読んでみては。

  • 面白そうw読んでみたいです。

  • タイトル通り.
    まぁ…好きな人には好きだけど,特に興味ない人にはさっぱりかな

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

成蹊大学非常勤講師、元・東京大学大学院総合文化研究科専任講師。理学博士。1949年、千葉県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。専門は理論物理。研究テーマは、素粒子物理学、宇宙論、量子論(多世界解釈)、科学論など。

「2020年 『物質の究極像をめざして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

和田純夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×