- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860644253
作品紹介・あらすじ
日本人が英語のスピーキングやライティングをする時に、一番厄介なのが文脈に合った類語の使い分けです。本書ではスピーキングや英作文をする際によく使われる、最も重要な類語のグループを約100(動詞・形容詞・名詞)取り上げ、その使い分けやニュアンスを学びます。この一冊で英語の運用力を高めるとともに、英語発信力を短期間で数ランクアップさせることができます。英検やTOEFL、IELTS対策としても効果的です。
感想・レビュー・書評
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説明している内容はとても良いです!類語がたくさん挙げられていて,「この時にはこれを使う」という微妙な違いも理解できるようになっています.この点だけで評価するなら,★★★★★です.
ただ,下記の通りですが,構成・説明の進め方・挿入されている図(マップ?)と表が,その内容の良さを台無しにしています.単語の索引も無いので,とてもじゃないですが,「読破した後に,必要に応じてまた参照する」という気は起こりません.この点では★未満です.
読破しましたが,二度と開く気が起きません.類語使い分けの本は他にもあるようなので,今後は他を利用します.
本書は,まず,とにかく読みにくいです.日英が混ざった文は特に気になりませんでしたが,太字の乱用はうんざりです.これでは何が大事か分かりません.
そして,一度出てきた単語を違う所で再び説明していたり,単語の例文が無かったり,コロケーションの表にある単語の説明が,その表の後で初めて行われていたり…まとめ方が不十分で,もうちょっと何とかできなかったの?と思ってしまいます.まとめ方が不十分といえば,コロケーションの表もです.表の下の説明文の情報も表に盛り込む方が良いと思いました.表も説明文も共在していて,情報量がどちらも中途半端な印象です.
そして挿入されている図(マップ?)…これの存在感がなさ過ぎです.説明された類語の一部しか含まれて無いのも,この図の必要性のなさに拍車を掛けています.それぞれの節(ランク)の最初に提示して,その図の中に出てきている単語だけを説明する…という,概要を最初に示す図として使う方が,個人的には断然分かりやすいです.読者が迷い込む前にあらかじめ案内図として提示してこそ,”マップ” ではないのでしょうか.
本書に直接赤ペンで下線を引くと,元々の太字の多さと相まって,更に読みづらくなります.かといって,読み通すだけでは理解した気になるだけで終わります.買ったのは失敗でした.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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【リンク先】
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[三葛館一般 834||UE]
英語を話したり書いたりするときに、的確な単語を使えているでしょうか?
本書は、よく使われる類語を動詞、形容詞、名詞別に約100種類ピックアップし、その使い分けやニュアンスを解説してくれます。
TOEFLや英検を受験する人や、英語で論文を書いたり国際学会で発表する方に、おススメの一冊です。
索引があると辞書的な使い方も出来るのですが、まずは読み物として、気になるところから読んでみてください。
目次--------------------
プロローグ
Chapter1 動詞
Chapter2 形容詞
Chapter3 名詞
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(もも)
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