夢二ゆめのまたゆめ (kamimura kazuo bibliotheque 4)

著者 :
  • まんだらけ
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860721176

感想・レビュー・書評

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  • 上村一夫未完の名作。竹久夢二の人生を描く予定だったらしいが雑誌の休刊で打ち切りに。本作には多少続きの下書きや原作脚本も載っている。この愛蔵版には未完ながら夢二と最初の妻のたまき、息子の虹之助とのエピソードが殆どだ。二階から絵の具をばら撒くコマ、雪の中で姉に平手打ちされる夢二の小津安二郎を思わせるローアングルなど構図が美しい。敬語で話す夢二に萌えた。本作の夢二はDV野郎ではない。しかし息子・虹之助を「レインボウ」と呼ぶ夢二…キラキラネームつけちゃいましたね!ちょっとお高いですが印刷もきれいでオススメ。

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著者プロフィール

1943年山形県生まれ。早稲田大学文学部仏文専修科卒。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。著書に『劇画狂時代 ヤングコミックの神話』(飛鳥新社)、絵本『ありがとう ラベンダー』(絵・大社玲子、キッズメイト)、『畑のおうち』(芸文社)、訳書に『ラベンダーとラバンジン』(クリスティアヌ・ムニエ著、フレグランスジャーナル社)など。ガーデニング誌「BISES(ビズ)」に花と野菜づくりに関するエッセイ「信州四賀クラインガルテン便り」を長期連載中。

「2013年 『富良野ラベンダー物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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