船と船乗りの物語

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  • 生活情報センター
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861262364

作品紹介・あらすじ

この本を読んだら、きっと船旅に出たくなる。そして、港へ行ってみたくなる。海の魅力がいっぱいつまった宝石箱のような一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 周囲を海で囲まれた日本の豊かな生活を支えているのは、海運である。本書は、その海運を掌る様々な船舶と、船乗りの仕事、生活を紹介している。
    船の種別として、一般的に考え付くのは「客船」と「貨物船」それに「自衛隊」にも船があったなというぐらいだろうか?
    本書で紹介されているのは、超豪華客船、コンテナ船、原油タンカー、LPG船、バラ積み船、自動車運搬船など多岐に渡る。また、当直中船員はなにをしているか、長い船旅の間どのように生活するのか、さらに港のスペシャリストであるパイロット(水洗人)はどんな仕事をしているか。そして、巻末にはどうやったら船乗りになれるのかといった情報が網羅されている。
    また、本書は「図鑑」や「実務書」ではなく、それらを「物語」としてまとめてあるので、読んでいて楽しい。
    船や船乗りに興味がある大人、そして船の世界に興味をもっている中高生にぜひ読んで欲しい。そして、その中から船乗りを目指す若者がでることを期待する。

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著者プロフィール

昭和21年三重県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。東宝を経て、ソニー勤務時に「けさらんぱさらん」でオール讀物新人賞を受賞し、作家となる。『ソニー燃ゆ』『ソニーを踏み台にした男たち』などのノンフィクションから、『恐怖がたり42夜』『横濱幻想奇譚』などの小説、歴史上の人物検証『裏・義経本』や『現代語で読む野菊の墓』『「世界の大富豪」成功の法則』『広報がダメだから社長が謝罪会見をする!』など著書多数。「いつか読んでみたかった日本の名著」の現代語訳に 『五輪書』(宮本武蔵・著)、『吉田松陰「留魂録」』、『養生訓』(貝原益軒・著) 、『石田梅岩「都鄙問答」』、『葉隠』(いずれも致知出版社)、古典の現代語抄訳に『超約版 方丈記』(小社刊)がある。

「2022年 『家康の決断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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