誰かこの状況を説明してください! ~契約から始まるウェディング~ 4 (アリアンローズ)

著者 : 徒然花

• フロンティアワークス (2015年4月11日発売)

作品紹介・あらすじ

実家の借金返済のため、超名門貴族フィサリス公爵家の美形当主・サーシスに嫁いだ、貧乏貴族令嬢のヴィオラ。はじまりは双方合意による"契約"結婚。でも最近はしつこくアプローチを繰り返してくる旦那様に、ヴィオラが少々押され気味?隣国との戦が終わり、旦那様も怪我なくご帰還。ようやく穏やかな日常が…と思っていたヴィオラを旦那様の爆弾発言が襲う!-え?新婚旅行ですって?今さら!?っていうか私、行き先すら聞いてませんけど!?ネットで大人気、貧乏貴族令嬢と旦那様の"契約"ウェディング・コメディ第四弾!気になる「あの人」のその後を描いた番外編を加えて登場!

感想・レビュー・書評

[goya626さんの感想 · 2022年5月8日]

侯爵サーシスは、なんとかヴィオラの愛を勝ち取ろうと攻めてくる攻めてくる。新婚旅行を兼ねて領地視察に出かけた二人たち（ロータスや侍女たちももちろんついてくる）だが、ごろつき５人にに絡まれたヴィオラをかっこよく一人で片付けるし、使用人たちやヴィオラに反省の弁を重ねて驚かす。「僕のことをどう思っていますか・」「好きですよ」「ほんとに？」「家族として」ふふふふ、先は長そう？！いや、ちょっとヴィオラも侯爵さんを見直して…。平和平和、単調と言えば単調かなあ。

[chocochip150さんの感想 · 2021年7月13日]

今更新婚旅行に出かける。
旦那様サーシスはウキウキしてるのに、だいぶめんどくさそうな奥様ヴィオラという相変わらずの構図。
ただ、旅行先で色々ある中、サーシスがこれまでの反省を屋敷の者に吐露したり、ヴィオラへの想いを改めて告白したり、そういうのを経て、ヴィオラも流石に意識するようになったっぽい。それでも「屋敷のみんな一緒、旦那様も一緒、家族として好き」という温度感がまた、サーシスの不憫さが際立って楽しい。
妊娠中の侍女ミモザに代わり、侍女長ダリアと料理長カルタむの娘であるステラリアが登場。貧乏伯爵令嬢の頃のマインドがそのままのヴィオラにあっさり馴染むし、ミモザの先輩ってことでそことの絡みも微笑ましい。

[うぉっかさんの感想 · 2019年9月4日]

新婚旅行
ようやく！旦那さんのことを意識し始めてることを自覚
そして旦那様の心からの誓いの言葉を聞いて………
って、この先面白くなりそうだけど
奥様の、語尾に☆がつくノリに疲れはててしまいました