無職独身アラフォー女子の異世界奮闘記 2 (アリアンローズ)
- フロンティアワークス (2015年5月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861347894
作品紹介・あらすじ
気がついたら異世界に召喚、もとい紛れ込んでいた佐藤梨絵・35歳。なぜか日本につながっている不思議なカバンを頼りに、アラフォー知識を生かしながら"リエス"と称して生活中。親善大使として国の外交にも関わる中、ラトの恩人ユータさんが日本人と知り、日本へ戻るヒントをゲット!順風満帆かと思いきや、敵か味方か異世界トリップ仲間が現れ!?そのうえ今度の訪問国、グランラの王は一筋縄ではいかないようで…。アラフォー女子が奮闘する、異世界トリップファンタジー待望の第2巻登場!
感想・レビュー・書評
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リエスはまた親善大使として隣国に赴く。引きこもっていた王妃のためにメイクをしたり、お祝いのための紙飛球を使ったアイデアを出したりする。それなりの物語の展開はあるのだが、なんだろうね、面白くないんだよなあ。いろいろ設定に無理があるし、人物描写も拙い感じだな。
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【ネタばれ感想注意】
「アラフォーなめんなぁ!」のシリーズ2冊目。
リエス(梨絵)は日本へ帰る方法を探しながら滞在するキュベリア国の親善大使としてまたもや隣国へ赴く事になります。
相変わらず、絵が美麗で表紙と挿絵を見てるだけでうっとりします。
表紙にはラトとシャルトが描かれていて一見すると三角関係のように思いますが、2巻時点でのリエスとの仲はシャルトが一歩リードしてるように思います。
今回はヒロインのモノローグに「凹」という文字がやたらと多用されていて気になりました。
1巻でもこんなに使用されていましたっけ…?
アラフォーは社会人としての経験は豊富なので、社交辞令と本音と建前を上手く使いこなします(笑)。
あと、オーパーツになるので日本の物は極力異世界に持ち込まないと決めていた筈のヒロインが、材料は異世界の物を使用するとしても存在しない紙を生産して広めちゃうのは良いのかなーと疑問に思いました。(^_^;)
リエスを崇めているトゥロンの謎の言動、かつてラトが会ったという異世界人ユータの行方や新たな異世界人の存在と色々気になる事が増えてきたので3巻も目が離せない展開になりそうで楽しみです。