ボブ・ディラン読本 ~ディラン、レコード・デビュー50年~(CDジャーナルムック)
- 音楽出版社 (2012年5月28日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861710896
感想・レビュー・書評
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2013年11月30日読了。ボブ・ディランのレコードデビュー50周年を記念したCDジャーナルの特集号。多くの識者たちがディランの足跡・人柄や音楽の魅力・自分のはまったポイントなどについてしゃべりまくる。アーティストとしてのディランの魅力はやはりあの「声」の凄さにあると思うが、詩も曲も思想も人物も、どのアルバムをどれだけ聴きこんでも「分かったような、分からないような」という感触がいつまでも消えないのが、ディランがミュージックシーンの中で特別であり、熱狂的なファン(あるいはアンチ)がなくならない理由なのだと思う。この本を読んでも結局ディランのことはよく分からないが、キリスト教3部作など自分があまり聴きこんでいないアルバムも、今のまま捨て置いていてはもったいない・もっと聴きこむことにしよう、と改めて思わされた。60年代、70年代には「ディランはフォークなのか、そもそもフォークとは何なのか?」という議論が真剣に交わされていたんだねえ。
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