ボブ・ディラン読本 ~ディラン、レコード・デビュー50年~(CDジャーナルムック)

  • 音楽出版社
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861710896

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2013年11月30日読了。ボブ・ディランのレコードデビュー50周年を記念したCDジャーナルの特集号。多くの識者たちがディランの足跡・人柄や音楽の魅力・自分のはまったポイントなどについてしゃべりまくる。アーティストとしてのディランの魅力はやはりあの「声」の凄さにあると思うが、詩も曲も思想も人物も、どのアルバムをどれだけ聴きこんでも「分かったような、分からないような」という感触がいつまでも消えないのが、ディランがミュージックシーンの中で特別であり、熱狂的なファン(あるいはアンチ)がなくならない理由なのだと思う。この本を読んでも結局ディランのことはよく分からないが、キリスト教3部作など自分があまり聴きこんでいないアルバムも、今のまま捨て置いていてはもったいない・もっと聴きこむことにしよう、と改めて思わされた。60年代、70年代には「ディランはフォークなのか、そもそもフォークとは何なのか?」という議論が真剣に交わされていたんだねえ。

全1件中 1 - 1件を表示

菅野ヘッケルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×