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- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861765148
感想・レビュー・書評
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前作で、自転車競技の楽しみを知った少年、溝口洋とその友人たちの物語続編だ。
だいぶ間が開いてしまったなぁ、と思って手に取ったら、話の内容が一気に進んでいてびっくりした。無邪気なさわやか少年だった洋と岳はそれぞれに悩みを抱え、スランプに陥っていた。
前の1巻が「始動」ならば本作は「停滞」にあたる。
スランプはスランプでありなんだけれど、結局同じような悩みを堂々巡りし、何度も何度も「立ち直りました」「大丈夫です」と言いながら結局「だめだ」となってしまう洋の手ごたえのなさに若干の中だるみを感じてしまった。
結局キミはなにをきっかけにして立ち上がるというの?とついつい言いたくなってしまう。
駄目な大人(読者)は辛抱が足りない。
それでも、王道の青春モノだなぁ。やっぱり続きが気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示