妖異暗躍譚2 紅梅の残月 Replay:天下繚乱RPG (妖異暗躍譚 2)
- ジャイブ (2010年5月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861767661
作品紹介・あらすじ
徳川家康が幕府を開いてから二百年あまり、日本は平和で豊かな国になろうとしていた。だが、光あるところに必ず影あり。歴史の影に蠢動し続けてきた人類の敵、"妖異"と呼ばれる怪物たちもまた、同じように力をつけていた…。故郷を滅ぼされた忍者、茜は生き別れの姉を探す旅の途中、恐るべき妖異の陰謀と対峙する。しかしそれは、彼女すらも知らぬ長き因縁の物語。今、江戸の町に…、いや日本全土に、戦慄すべき妖異の魔の手が伸びる。天を衝く巨大なる影。溢れかえる餓鬼どもの群れ。今宵、舞い落ちる雪の江戸で、百花繚乱の物語が咲き誇る。
感想・レビュー・書評
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やはり、ホームズが異色すぎますな。
特に最後に持ってくる大オチなんかはさすが作者さんがやってるだけのことはあります。
一応、これで完結編なわけですね。
最終決戦の大変なことと言ったらないですな。もうネタをいろいろやってしまったもの勝ちの雰囲気ですね。
割合、戦闘のバランスがプレイヤーよりなのかなぁと言う気もしますが、これは他のシリーズのきつさになれているからでしょう。
ちょっとオールスター気味の登場人物といい、プレイヤーの変な萌えポイントといい、オリジナリティの高いリプレイだったと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
茜をメインに据えたエピソードがひとまず終わりました。
……帯の煽りがすごくネタバレなんですが、これってどうなん……。
歴史やお寺の縁起に関する蘊蓄が読んでて楽しかったです。
例によって情報収集がダイスロールのメインになってますね。
役作りという意味のロールプレイは各人が頑張ってて面白かったと思います。
ある程度裏設定も語って終わった気がしますが、物語はまだ続くようです。 -
萌えや恋愛をここまで意図的にやられると萎えるのはなんでだろう? 別に恋愛がシステム上必要とは思えないんだけどなぁ……。
作られた萌えなら、金銀婆さまの方が萌えます。PLが見えないからかなー。
朴念仁なわたしにはよく分かりませんでした。