なぎら健壱の東京自転車 おすすめポタリング・ルート14

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861822940

作品紹介・あらすじ

東京の下町から自転車で、ちょっと遠くへ出かけてみよう。町の達人、自転車の達人、写真の達人・なぎら健壱が紹介する、ひと味違った東京ガイド。詳細なルートマップ、著者撮影の写真多数収録。

感想・レビュー・書評

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  • ふーむ、こりゃまたもやおけーさんにしてやられたかな。これわこれわ、とってもたいへんに面白い本でした。ただ自転車で走ってるお話だけではなくて、いろんな薀蓄がまぶされています。 かなり賢くなったような気がします。東京マラソンのコースがわかってしまったり、へぇー帝釈天というのは浅草からはちょいと離れてるんだな、とか。この先、なぎら健壱の他の著書を読み進めることにどうやらなってしまいそうです。なぎら健壱は、昔から歌もうたっていて、もともと嫌いな人ではなかったのでこれまた良かったのです。そんで、このいきおいで自転車もはじめよか・・・と一時思ったけど、まあ、それわまたの機会にということで。ポタリングのコースに、都電の「面影橋」という駅が出てきたので、拓郎の『面影橋から』(作者は六文銭の及川恒平です)という歌を思い出してしまって、唄ってしまいました。あーあ。

    • ryoukentさん
      >けぇぇえ?ーこ さまへ

      急に何よ。俺、顔に何か着いてる?
      >けぇぇえ?ーこ さまへ

      急に何よ。俺、顔に何か着いてる?
      2013/02/04
  • まさに大人の自転車都内での旅行!! 自転車で都内を横断してみたい人や、色んな街を知りたい人にはぜひおすすめです。

    その街その街の、情報、特徴、歴史、お店や名物名所の紹介がされていて、楽しむのもあり、知るのもあり、そしてとても勉強になるような感じ。
    そして、写真、地図(著者が自転車で走ったルートが示されている)でわかりやすく紹介されているので本を読みながら、写真を見て、地図で確認をすることができる。

    現在わたしの住んでいる(世田谷区)近場が紹介された。


    #13 東京オリンピックを行く~駒沢公園・馬事公苑・代々木公園・国立競技場・日本武道館
    馬事公苑は、1940年に東京市で開催される予定だった第21回東京オリンピックに向けて日本の馬術選手を育成する目的で開設されたが、オリンピックは日中戦争の影響により、日本政府が開催権を返上したため開催されなかった。
    第二次世界大戦後の第18回東京オリンピックでは馬場馬術競技の会場となった。現在は日本中央競馬会(JRA)が運営する場事普及の場所である。

    Contents
    01 神田川を上る
    02 下町横断
    東銀座・月島・深川から荒川を北上して千住・上野
    03 下町の中心を小さく巡る
    東京駅から日本橋・水天宮・両国・死して皇居一週
    04 東京マラソンを走る
    05 臨海の公園を行く
    夢の島公園・葛西臨海公園・東京ディズニーリゾート・若洲公園

    などなど…

  • 今後のポタリングルートの参考になりました。

  • 年齢からするとけっこう走っていらっしゃいますね。すばらしい。
    ただ、最近テレビで見かけても自転車の話題が出ない。残念です。

  • 文化の森。

  • 2012年6月27日読了。なぎら健壱が東京を「ポタリング」(自転車による散歩のこと)する、14のルートを紹介する。下町出身の彼らしく、東京駅や浅草発のルートが多い。カラーでないのが残念だが、東京を通る多くの河川や神社仏閣、公園、歴史的建造物の写真と地図、ならではのトークを楽しめる。氏のことだから飲みながら・脱線しながらの行脚かと思いきや「自転車なので飲みません」とのこと、私も見習わなければ。私自身墨田区に住んでいたこと、江戸の史跡を巡る30kmジョギングツアーに参加したりしたことから通るルートにある程度の土地勘があり、とても楽しい。ジョギングでは1日30km程度が限界だものな、自転車で気の合う仲間と東京をぶらぶらするなんて楽しそうだ!ちなみに、2010~2011年頃刊行のこうした東京旅本だと、必ず建設中のスカイツリーについて触れられており、なんだか生々しい記憶を呼び起こされるようで面白い。

  • 東京都内に馴染みがあって、ポタリングが好きな方には共感できる所が一杯あって楽しめるかなぁと思った。そうでない向きにはどうだろう?

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著者プロフィール

フォーク・シンガー、俳優、タレント、執筆家。1952年、東京都中央区銀座(旧木挽町)生まれ。1970年、第2回中津川フォーク・ジャンボリーに飛び入り参加したことがきっかけでデビュー。1972年、ソロアルバム「万年床」をリリースして現在に至るまで、数多くのアルバムを発売している。以後、音楽活動だけでなく、映画、ドラマ、テレビ、ラジオへの出演、新聞・雑誌の連載など幅広く活躍中。東京の下町とフォーク・ソングに造詣が深く、カメラ、自転車、街歩き、酒をはじめ、多彩な趣味を持つことでも知られる。1977年、「嗚呼!花の応援団 役者やのォー」で日本映画大賞助演男優賞受賞。2009年、第25回淺草芸能大賞奨励賞授賞。代表曲に「葛飾にバッタを見た」、主な著書に「日本フォーク私的大全」(ちくま文庫)などがある。

「2021年 『高田渡に会いに行く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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