アイドル墜落日記

著者 :
  • 洋泉社
4.10
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本棚登録 : 135
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862484178

感想・レビュー・書評

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  • グラビアアイドル⇒着エロ⇒AVとみせかけて(失礼…)、現アイドルライターの小明さんのブログ本。
    自分で仕事を勝ち取っていくって本当に大変よね…と あまり思い出したくない自分の遠い過去の思い出とも勝手に重ね、共感。泣きました。生ぬるい環境で ただただ現状を愚痴ってるやつはこれ読んであかるんに謝れ!!!!と、ついつい説教したくなっちゃうほどにヘビー。生きるって、大変。

  • 読後にすごい!と思っても、二度目に読むと、どこにそう思ったのかわからなくなることがある。特に負の感情面で共感したもの、それを表現する力強さに痺れたもの。そんな迷子を覚悟して再読したらなぜか初見以上にぐっときた。うっかり自分も成長したものだと錯覚するほどに。
    こうして本も出して文才をほめられたりするのを見ても、なんだ結局勝ち組じゃん、と思わないのは、この先どう事態が好転しても、彼女の根本はこのままなんだろうなーというのが自虐の向こうに透けて見えるような気がするからだろうか…とかわかったようなわからないようなことを思った。
    きっとまた読む。何度でも。

  • これブログ本なんです。その枠を軽く越えているんです。彼女に小説を書いて欲しいと思っているの、私だけではないはずよね?

  • 「ご挨拶」という前書きまでで、おもしろいことを確信。
    いとおしくなって、応援せずにはいられない気持ち。

  • この先、何度も何度も繰り返し読むだろう。

    嘘のない言葉にたくさん泣いた。

  • アイドル以上のアイドル。
    凄い。すごい、じゃなくて凄い。

  • みんな3冊ずつ買うべきだよ!
    全然暴露本じゃないよ!

  • いろんな人がいるなぁと本当に思うことがたまにあると思います。
    もうどっからどう考えてもアイドルに向いてない気がするんですが、
    実際はどうなんでしょう。
    芸能界ってこわいところだなぁと一般に思うよりも、
    この人大丈夫か?って思うのが本書となっておりまs

    でもちゃんと読んでみると、かなり重なる部分や納得できる部分もあって、
    本当に面白くて興味深い内容です。
    アイドル本なのに本文中に写真がほとんどない文書だけというのもナイスですが、
    小明さんの文章が読ませる文章であることがかなりすばらしいものとなっています。

    読んだ人の98%くらいが小明ちゃん幸せになってね!と思うこと間違いなしでしょう。

  • 今いるアイドルの中でいっとう好きな方。
    そしていっとうお会いしたい方。

    読み進めて吹き出した箇所多数。
    すげえ文才だ…

    そして自分まで悔しくなったり悲しくなったりして泣いた箇所も多数。
    どうしてこの人をこんなにも理不尽に傷つける人がいたのだろうと思う。

    あかりんへ。古本屋には神に誓って売りません。

  • おもしろい。おもしろいけど一気読みするのはオススメしない。

    でも読んじゃう。

    そして胃もたれ。

著者プロフィール

2002年、「ホットドッグ・プレス」(講談社)で第4回ホットドッグプレスドリームガール準グランプリに選ばれたのを機に17歳で芸能界入り。可愛い見た目と裏腹に、歯に衣着せぬ物言いで芸人裸足の話芸を持つグラビアアイドル。自身のネガティブな境遇を面白おかしく話す芸風はコラムでも同様。事務所に所属していない、ゾンビアイドルなど珍しい要素を多く抱える。ゾンビキャラで「映画秘宝」の表紙を飾ったかと思えば、近年では「有吉反省会」や「言いにくいことをハッキリ言うTV」、「ニノさん」などテレビでも活躍している。

「2015年 『アイドル脱落日記 ~ウェディング オブ ザ デッド~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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