技術解体新書 サッカーの技術を言葉で再定義する

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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862554222

作品紹介・あらすじ

「ボールを扱う技術」「体を扱う技術」「頭を扱う技術」「相手を扱う技術」サッカーはすべてが技術で成り立っている。その技術を明確に定義せずに、サッカーが進歩することはない。5つの風間理論を解読した究極の技法書。

感想・レビュー・書評

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  • 偶然読んだ風間さんの「サッカー止める蹴る解剖図鑑」にすっかり感化されて、
    サッカーにハマり、風間さんのファンになってしまった
    にわかサッカーファンの私。

    ※サッカー止める蹴る解剖図鑑
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4767828368#comment

    風間さんのサッカー観を少しでも理解するために、
    こちらの本にも手を出してみました。
    いたってロジカルにサッカーのことを考えている
    風間さん、以上!って感じですが、
    こちらの本も大変勉強になりました。
    こどもが中高生になってもサッカーを続けていたら、
    「読んでみぃ」と渡したくなるような本です。

    まだ未読ですが、「サッカー外す解剖図鑑」も
    絶対に読まないといけないということが
    この本を読んで理解できました。

    ※サッカー外す解剖図鑑(読了)
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/476783077X#comment

    風間さんのDVDも買ってしまいそうな勢いです、笑。

  • ・パスを受けるには「いつ」「どこで」「どう」
    いつ:出し手と受け手が共有されている
    どこで:受け手がパスを受けれるだけの空間を確保していり
    どう:相手の矢印を利用できる
    ・守る
    ①奪われた瞬間に奪いかえす守備
    ②相手を前に行かせない守備
    ③ゴールを消す守備

  • 川崎Fや名古屋監督の風間監督の考え方をサッカー戦術解説のお馴染みの西部謙司さんが解説した本。

    止める、蹴る、運ぶ、受ける、外す、打つ、守る、なんでもない言葉を再定義して、再定義することで感覚の違いが理解につながっていくこと、川崎の大久保も、名古屋(元広島の)佐藤寿人も分からなかったというのが、言葉で整理することの重要性だと感じた。

    言語を定義することの「認識」→「実行」→「成功」の重要性を感じさせられた本だった。

  • サッカーライターの西部さんが、風間八宏のサッカーを解説した本。風間サッカーが何故、他を圧倒できるのか、がわかりやすく書いてあり、なるほど風間さんはこういうサッカーを目指していたのか、というのが非常によく分かった。
    あと、風間さん自身はいろんな意味で天才であるけれども、その天才性をまわりの人に押しつけたりせず、どうしたら凡人でもよいサッカーが出来るのか、を掘り下げているのが面白い。川崎や名古屋のサッカーが好きな人は読んで見るのをオススメします。

  • 風間さんがテーマとしている、止める、蹴る、外すなどについて書かれている。別の書籍の図鑑シリーズでは、テーマ別に本を出しているがこの本はまとまっていてお得感はある、図鑑シリーズの方がふかぼりしてそうだが。
    風間さんの理屈を俯瞰するには良い書籍のような気がする。

  • プレーを具体的な単語に落とし込んで、それを解説してくれる本

  • かなり面白かった!サッカーやる息子にも薦めよう

  • 風間サッカーというと攻めることばかり注目されがちだが、この本ではそれを裏返してどう守るのかという章がいちばん面白い。

  • サッカーに限らず、物事の本質を捉え、言葉で定義することが重要。では、どうするのか?がわかって初めて、できるようになる。

  • これはサッカーの本であり、サッカーの本ではない。

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著者プロフィール

1961年10月16日、静岡県生まれ。清水商業高校時代に日本ユース代表として79年のワールドユースに出場。筑波大学在学時に日本代表に選出される。卒業後、ドイツのレバークーゼン、レムシャイトなどで5年間プレーし、89年にマツダ(現サンフレッチェ広島)に加入。日本人選手Jリーグ初ゴールを記録。1stステージ優勝にも貢献。97年に引退後は桐蔭横浜大学サッカー部、筑波大学蹴球部、川崎フロンターレ、名古屋グランパスの監督を歴任。サッカークラブ「トラウムトレーニング」の代表を務めるなど、独特の技術論とメソッドでサッカー選手が楽しく伸びる指導に心血を注ぐ。2021年よりセレッソ大阪アカデミーの技術委員長を務める。

「2022年 『サッカー外す解剖図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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