日本サッカー戦記

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862554345

作品紹介・あらすじ

フットボール・ライティングの名手が贈る、半世紀の歴史群像劇。登場200名、全49編。当事者が語る熱闘とプライドの記憶!!

感想・レビュー・書評

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  • 日本サッカーを東京五輪ベスト8からプラチナ世代まで、半世紀にわたって振り返る1冊。
    やはり木村和司の「ちゃぶる」スピリットは楽しいし、中山の4試合連続ハットトリックと黄金期の磐田の凄み、フリューゲルス消滅の悲しさと、記憶にあるものは面白いです。

    ただ、この本の真情はあとがきにありますね。
    サッカー協会に対する意見。日本のサッカーを決めるのは時の監督次第であって、目指す確固とした目標がない、というね。基本的にWCの4年を1サイクルとして監督招聘しているのですが、変わるたびに違った戦術のサッカーになってますからね。それでも、WC出場という結果は出しているのだから、同じスタイルを継続していけば、いい結果でると思うんだけどなぁ。
    もちろん、すぐに結果出るとは思ってないですが、このままでは日本といえばこれだ、という形がいつまでもできないままだと思います。ベースがあってこそ、個性を活かせると思うので。
    ハリル体制の後、どんな監督つれてくるのやら。

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著者プロフィール

1958年生まれ。大学卒業後、1986年メキシコW杯を取材するために、スポーツニッポン新聞社を3年で退社。その後フリーランスのスポーツライターに転身し、W杯は7回現地取材した。育成年代にも造詣が深く、多くの指導者と親交が深い。『日本サッカー戦記』『それでも「美談」になる高校サッカーの非常識』(ともにカンゼン)、『大和魂のモダンサッカー』『サッカー移民』(ともに双葉社)、『祝祭』(小学館文庫)、『真空飛び膝蹴りの真実』(文春ネスコ)、『忠成』(ゴマブックス)など著書多数。

「2022年 『「毎日の部活が高校生活一番の宝物」 堀越高校サッカー部のボトムアップ物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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