横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか

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  • カンゼン
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862556820

感想・レビュー・書評

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  • 読み応えがあった。「真説・長州力1951-2018」、「真説佐山サトル」でも思ったけど取材がすごいし説得力がある。

    Jリーグ発足当時をリアルタイムで知っていた身だけどフリューゲルスの消滅はなんとなくしか知らなくて、フリューゲルスと言えば真っ先ににレゲエの森くんを思い出す程度の思い入れだったけれども今見ると驚くような登場人物や当事者がいたり、経営やマネジメントの側面での話などはサッカーとは関係なく面白かったな。オススメです。

    あとジャンルは全然違うのだけど、結末があらかじめわかっているという意味でルディ・サーゾが書いた「オフ・ザ・レイルズ」で読み進めるにしたがってランディ・ローズの死に向かって行く時の辛い気持ちを思い出したりもしました。

  • Jリーグ開幕からサッカーを見ているが、その頃当時週刊だった「サッカーダイジェスト」の購読者でもあり、日本サッカー界についても興味を持っていた。
    本書は開幕前の話は興味深く、開幕後の話は懐かしく読んだ。
    自分はフリューゲルスのサポーターではなかったが、消滅時から全日空にはわだかまった感情を持ち続けていた。今回本書を読んで、その気持ちに変化は無かった。

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著者プロフィール

1968年3月13日、京都市生まれ。ノンフィクション作家。
早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。
スポーツを中心に人物ノンフィクションを手掛け、各メディアで幅広く活躍する。著書に『W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇―』(新潮文庫)、
『偶然完全 勝新太郎伝』(講談社)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、『ザ・キングファーザー』、
『ドライチ』『ドラガイ』(カンゼン)、『球童 伊良部秀輝伝』(講談社 ミズノスポーツライター賞優秀賞)、『真説・長州力 1951-2015』(集英社インターナショナル)
『電通とFIFA サッカーに群がる男たち』(光文社新書)など。

「2019年 『ドラヨン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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