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- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862657022
作品紹介・あらすじ
親と子、男と女、あるいは既成の性といった問題を、今、この時代のなかで描くデリエ最高傑作。複数の語り手の声が渦巻く圧倒的迫力。
感想・レビュー・書評
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この方映画監督でなんと日本でも5回位撮影しに来てて、こないだ孫を通訳に国際的な映画に出演したと記事になってた樹木希林さんが出てた映画を録った人だった。本作は5人位の男女がそれぞれ1人語りする構成で極めて面白い。テーマはなんだろうな。孤独、なのかな。夫婦で暮らしてても、皆と集っていても、誰も心の真相を理解できないし不可能で、他人との距離、自分という生き物、生きる物に対して寄り添うしんどさみたいな物、かなあ。非常に興味深いと同時に、地味な内容。老いると大人になるのは別という表記がささる。埋もれるには惜しい本。
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