アフリカ 動きだす9億人市場

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制作 : 松本 裕 
  • 英治出版 (2009年7月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760531

アフリカ 動きだす9億人市場の感想・レビュー・書評

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  • アフリカは寄付の対象ではなく、消費者市場である。
     
    インド、中国、シンガポールのように発展していく。

  • 3

  • これから一番成長するエリアのひとつは間違いなくアフリカです。。 現状のアフリカの成長がどうなっているのか? この本、非常にアフリカの現状を理解するには勉強になります。

  • Africa Rising:
    How 900 Million African Consumers Offer More Than You Think ―
    http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2053

  • ○この本を一言で表すと?
     テンション高めのインド人経営学者が書いた前向きなアフリカ本


    ○よかった点
    ・ある状況に対する視点の違いが面白かったです。(インフラが整備されていない⇒それ自体がチャンス)
     ⇒電気がないから発電機、水がないから送水ポンプ

    ・アメリカのスラム街の学校でなく、アフリカの学校に寄付したオプラ・ウィンフリーの言葉(P.213~214)が良かったです。
     ⇒「アメリカの子はiPodやスニーカーが欲しい」「アフリカの子はお金やおもちゃより学校に行きたいから制服が欲しい」

    ・市場を組織化する、という考え方が良いと思いました。(第4章)⇒この考え方は日本でも活きると思います。

    ・在外アフリカ人がアフリカに富をもたらす、という考え方は形を変えて日本にも考えられるのではないかと思いました。
     ⇒海外で和僑になり、日本に還流する。

    ・ウブントゥ(あなたがあるからわたしがある)の市場という考え方は最近のマイケル・ポーターが提唱している「共通価値」に通じると思いました。原則はここに帰ってくるのかなと思いますし、自分もできるならこういうことを盛り込んだ事業をやりたいです。


    ○参考にならなかった所、または突っ込みどころ
    ・中国と並んでアフリカに進出している(しかも中国人ほど現地民と衝突していない)インドの学者が書いた楽観的過ぎる本だと思いました。(カントリー・リスクが無視とはいわないまでも軽視されている)
     ⇔但し、これもひとつの見方かな?とは思えます。アフリカの多様性に対する一つの切り口かなと。


    ○実践してみようとおもうこと
    ・この本や他の本で描かれている「アフリカ」はまったく違う対象を描いているように思えますが、それは視点の違いだと思います。このいろんな視点でものごとを見つめる力をつけたいと思います。

    ・海外展開できそうな事業を思いついたら、アフリカも市場の一つとして検討してみたいと思います。

  • アフリカのポテンシャルについて書いた本。新興国の青田買いが盛んですが、アフリカはどうなんだろう。

  • アフリカは施しの対象ではなく、希望に満ちた有望な市場である。
    本書にはそんなことを感じさせてくれる事例がこれでもかというぐらい紹介されています。

    アフリカは起業家精神と援助双方への投資を必要としている。そして、その投資は教育、健康、食料に賢く振り向けなければならない。

    これまでのネガティブなアフリカを吹き飛ばしてくれる本です

  • 内容が薄い

  • 本書は、アフリカの可能性を説いた一冊である。
    アフリカはAIDSやマラリアが横行し、政治は腐敗している。例えばジンバブエのインフレ率は2006年に1,000%に達し、借入利率は400~500%とされている。

    しかしこれは、アフリカの一側面を切り取っただけに過ぎないと著者は主張する。アフリカは今まで施しの対象とされてきた傾向にあるが、それは見誤っている。アフリカ大陸全体を合わせたGDPは世界10位であり(2006年時点)、9億人の消費者や起業家、そしてその予備軍がいる。

    アフリカがこれから発展していくポイントとして著者は、主に下記の点を挙げている。

    ・アフリカ2
    →富裕層予備軍とも言い、ボリュームゾーンであるこの人たちを著者はアフリカ2と呼び、この成長がアフリカを支えると言う

    ・組織化、インフラ
    →政治的、経済的な問題からアフリカには基本的な仕組みが整っていないことが多い。例えば中古車市場というマーケットを組織することも必要であるし、基本的なインフラも十分と言うには程遠い。その問題を解決することが大きなビジネスチャンスである

    ・チーター世代(&在外アフリカ人)
    →アフリカ人には、大学を海外で出て、欧米の企業で鍛えられた若者たちが多くいる。彼らの中で、祖国の為に何かできないかと考え、戻ってくる若者をチーター世代と言うという。他にも、在外アフリカ人が祖国に戻って来て彼らが起業することで、新たなビジネスモデルやサービスが生まれる。


    ・エンターテイメント
    →ナイジェリアのノリウッドに代表されるように、水や電気も十分とは言えないアフリカ大陸においても、海賊版も含めエンターテイメントは広がっており、大きな可能性を感じさせる。


    現在、世界の成長エンジンが中国やインドへとシフトしている中で、アフリカも決して無視できる市場では無くなっている。実際、中国やインドはアフリカへの投資を増やしており、そのプレゼンスを高めている。

    また、本書に出てきたグローバル企業は、P&G, LG, Nestle, Samsung, Unilever, Coca-cola等であり、日本企業はほとんど出てこなかった。これは残念な事実であり、目をそむけてはならない現実である。

    他社と同じようにビジネスをしていては、決して突出することはない。
    違うアプローチで、違うことをしていかなければならないし、そのような人材が日本には求められている。

  • ●内容
    ・「アフリカ」を俯瞰した感じのマーケ本。「中流」層に向かいつつある「アフリカ2」のセグメントに注目。
    ・インド出身の経営学者による「アフリカ」マーケットの分析
    ・インド市場や中国市場とアフリカ市場の成長プロセスが似ていることに注目し、成長分野を語る。

    ●感想
    ・「アフリカン・ドリーム」への言及が素敵。その根源は起業家精神だという。
     “起業家精神は、アフリカで健在なのだ。起業家は問題を解決する。電力がなくなれば発電機を売る。
     金融システムが不安定になれば、為替で稼ぐ。雇用がなくなれば、道端に雑貨店を開く”
    ・セールスの視点にも通じるのだが、「何もない」状態を「大きな商機」と捉える見方もこのマインド。
     自分が靴のセールスマンだったとして「誰も靴を履かない村」に行ったとき、絶望するかそこに商機を見るか、という違い。

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アフリカ 動きだす9億人市場の作品紹介

いま急速に成長している巨大な市場-アフリカ。本書は、増えつづける9億人の消費者を擁するこの新たな市場の可能性を浮き彫りにする。経済活動の「現場」を歩く著者のまなざしを通して、これまで見過ごされてきた巨大市場の可能性と、新たなビジネス・経済の姿が見えてくる。

アフリカ 動きだす9億人市場はこんな本です

アフリカ 動きだす9億人市場のKindle版

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