デザインコンサルタントの仕事術

  • 英治出版
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本棚登録 : 280
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862761927

感想・レビュー・書評

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  •  アイデアを出す。他社んいアイデアを出させる。それが仕事の人なら必携本である。顧問やコンサルタントをする人ならなおさら。
     この手の本は出される例が若干的外れだったり、少ない実例から無理やり出された独自理論などが展開されることが多い。そういう書籍にあうとちょっとげんなりしてします。
     本書は「えっ!そうなの!」と驚く事例、そしてそれを理論に結びつけメソッド化。非常にクレバーな書籍である。とんでもない良書である。
     本書自体がまとめがまとめられている。大事なものばかり。密度が濃い。冗長もない。まさに必携本である。

  • デザインの本でも、コンサルの本でも、仕事術の本でもない。
    「『壊れていなければ触るな』という態度が破壊的思考の敵である」

  • 具体的な進め方が書かれているのでまずは素直に受け入れよう

  • 原書のタイトルは「Disrupt」(破壊)。
    破壊的思考は、常識を打ち破るもの(従来の改善とは全く異なったレベルで)。

    ペインポイントではなくリトルミスマッチを起点にするところがポイント。
    ストレスを感じているところに「すき間」を見つけ、すき間を埋めることから破壊的なソリューションを導き出す。
    問題(理想と現実との差)を起点としないので、生み出されたソリューションは、問題を解決するものではない(実はなくても困らない)ことも非常に興味深い。

    問題解決だけがソリューションではない(売れるアイデアはもっと他にもある)ということに気づかせてくれる。

    9分間プレゼンも非常に面白そう。ワークショップに使ってみたい。

著者プロフィール

ニューヨーク大学スターン・ビジネススクールのバークレー・アントレプレナーシップ・アンド・イノベーション・センター所長、およびイノベーション分野の教授を務める。世界的デザインコンサルティング企業frogのフェロー。欧米・アジアの大企業からスタートアップまで、交通、金融、ヘルスケア、食品、小売、家電製品、メディア、通信、ソフトウェアなどのさまざまな業界において、100以上の新製品やサービスのデザインに携わってきた
また、破壊的イノベーション、起業、文化変容などのテーマで世界各国において講演をしており、これまで招聘された国は21か国におよぶ。彼のコメントは『ブルームバーグ・ビジネスウィーク』、『ファスト・カンパニー』、『GQ』、『アトランティック』、『ウォール・ストリート・ジャーナル』、『フォックス・ビジネス』、『MSNBC』などのメディアで定期的に取りあげられている。また、米国において50件以上の特許取得物を考案している。

「2014年 『デザインコンサルタントの仕事術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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