ザ・万歩計

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  • 産業編集センター
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863110090

作品紹介・あらすじ

オニを遊ばせ鹿に喋らせるマキメ・マナブのマーベラスな日々。初エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 著者初のエッセイ集。以前、最新エッセイ『べらぼうくん』を読んで面白く、初期のものを読みたくて図書館から借りてきた。今回も大笑いしながら、3日で読み終えてしまった。前書き「風が吹けばエッセイを書く」の意味が深かった。「御器齧り戦記」も面白い。

  • 鴨川ホルモーでデビューし、鹿男あをによしは、玉木宏主演でドラマ化、そしてプリンセス・トヨトミでは映画化。

    売れっ子作家(と思ってる)さんのエッセイ。

    まさか・・・こんなひとだったとは。
    確かに、「鹿男あをによし」は内容が驚いたけれど…。

    面白過ぎる、万城目さんの日常。

    一番好きなお話は、モンゴルにいっての自給自足生活。
    楽だと思っていたら、中々シンドイらしい。


    全然関係ない話だけれど、
    この万城目(まきめ)っていう苗字変わってる…。
    なかなか読めなくて、図書館で探すのには苦労した思い出があります。

    • まろんさん
      奇想天外な物語が楽し過ぎる万城目さん、エッセイもやっぱりおもしろいんですね!
      紫苑さんおすすめなら、読んでみなくっちゃ。

      私も最初に万城目...
      奇想天外な物語が楽し過ぎる万城目さん、エッセイもやっぱりおもしろいんですね!
      紫苑さんおすすめなら、読んでみなくっちゃ。

      私も最初に万城目さんの名前を目にした時は
      「うん?まんじょうめ?それとも、ましろめ、とか?」
      と頭の中にいろんな読み仮名が飛び交いました(笑)
      それと、ドラマの「鹿男あをによし」放映後しばらくは、
      いくら玉木宏くんがかっこいい役を演じても
      あのハンサム顔が鹿に見えてしかたありませんでした。。。
      2013/01/30
    • しをん。さん
      はい!!
      エッセイは面白過ぎました(笑)(笑)
      ぜひ、機会があれば読んでください♪

      万城目さんの苗字ホント難しいですよね><
      それが、本名...
      はい!!
      エッセイは面白過ぎました(笑)(笑)
      ぜひ、機会があれば読んでください♪

      万城目さんの苗字ホント難しいですよね><
      それが、本名だなんて驚きです(゜゜)~

      確かに、玉木さんが「鹿」の顔に見える現象私も遭いました(*_*;
      中々抜けなくて…今は、普通の人なんですけど。。
      それほど、インパクトのあるお話でした(●^o^●)
      2013/02/01
  • めちゃめちゃ面白く!人目を憚らず笑ってしまった
    。ありふれた日常生活をこうも愉快に切り取れる才能がうらやましい。「だよねー」といちいち共感してしまう。
    でも、所々に並外れたユーモアと想像力、それを表現する文章力がある。
    エッセイもとてもすてきだ。

    • Manideさん
      ちゃたさん、こんにちは。

      人目を憚らず笑ってしまったなんて、すごい面白い作品なんですね ^_^
      電車の中では、めちゃくちゃ気まずいやつでよ...
      ちゃたさん、こんにちは。

      人目を憚らず笑ってしまったなんて、すごい面白い作品なんですね ^_^
      電車の中では、めちゃくちゃ気まずいやつでよねww

      タイトルも興味を引くから、とても面白そう♪
      とても読みたくなりました (¬ -̮ ¬)

      2022/08/15
    • ちゃたさん
      Manideさん

      ゴキブリとの戦いの話が爆笑でした(笑)
      ・Gの悲劇事件。
      ・黒い雨事件。
      ・疑惑の黒い羽根事件。
      ・最大にして最悪の「G...
      Manideさん

      ゴキブリとの戦いの話が爆笑でした(笑)
      ・Gの悲劇事件。
      ・黒い雨事件。
      ・疑惑の黒い羽根事件。
      ・最大にして最悪の「G16」事件
      万城目学さんは好きな作家さんですが、エッセイも面白いです!
      2022/08/15
    • Manideさん
      ちゃたさん、こんばんは。

      Gの悲劇ですか…
      恐ろしいですねww

      まきめさんと読むんですね。
      私と同じ世代なので通ずるものが多そうです。
      ...
      ちゃたさん、こんばんは。

      Gの悲劇ですか…
      恐ろしいですねww

      まきめさんと読むんですね。
      私と同じ世代なので通ずるものが多そうです。
      覚えておきますね o(・д・´*)
      2022/08/15
  • 万城目さんの面白エッセイ。
    あからさまに笑わせにきてくれるので、安心して笑える。
    中学の同級生、三井氏がオマーン湾を緊張のあまり「オマーン湖」と呼んでしまう話が一番面白くて、断トツでくだらなかった。
    相当頭がいいひとなのに、そんなことはどうでもいいと言わんばかりに貪欲なほどに笑わせにくるエッセイだった。

    しかし、学生時代から海外旅行にたくさん出かけて、色んな経験をしていて羨ましいなあ。
    小説家デビューするまでのことも書かれていたけど、雌伏の期間については『べらぼうくん』のほうが詳しく書かれていた。

    『べらぼうくん』
    https://booklog.jp/users/skmt1988/archives/1/4163911057

  • ふふふ(ノ´∀`*)となるエピソードと彼特有の文体がとても良いです。リラックスしたいときにサラっと読めました。

  • いや~。おもしろかった。
    ところどころ、声を立てて笑ってしまった。
    すごく真面目におかしなことをしているのが、つぼ。
    この思考回路だから、あの作品ができるのだな・・・と
    鴨川ホルモーしか読んでいないが、ほかの作品も読んでみたくなった。

    • kuroayameさん
      絶対よむぞーっ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆。
      レビューを拝見させていただき、もう早くてきとってみたいとわくわくしました(^。^...
      絶対よむぞーっ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆。
      レビューを拝見させていただき、もう早くてきとってみたいとわくわくしました(^。^)。
      万城目さん作品はとっても魅力的で、大好きなんです(#^.^#)。
      素敵なレビューを拝見させていただきありがとうございました(^ー^)ノ。
      2013/01/05
  • あーおもしろかった!
    電車の中では読めません。
    気をつけて下さい。

  • 授業中に読んで何度もふき出してました・・・
    オマーンこわい。

  • (ブクログで、いいコメントを見かけたので、読んでみたいなと思った一冊。)

  • 物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
    東大OPACには登録されていません。

    貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
    返却:物性研図書室へ返却してください

  • 万城目さんのエッセイ。空想というか妄想というか作家さんの想像力というものは、すごいなぁと改めて感じる。他の作家さんのエッセイは「こんなエッセイであんな作品を⁉」と驚かされますが、万城目さんのエッセイを読むと作品がファンタジーでロマンあるのも納得です。

  • これは、本当に暇で暇で仕方がない、しかも他に読む本が無い、という状況であれば手慰みから読んでも良いかなと思える本。

  • 軽くエッセイ。「鴨川ホルモー」などのなんとも風変わりな作風で知られる作家の、作家になるまでのいろいろや普通のエッセイ。

    まだ小説は2冊しか読んでいないのだが、大体は予想通りのエッセイである。冗談半分無気力が残りの半分。1/4は何かというと、予想外に旅行の思い出だったりする。

    旅行の思い出はそれなりに面白いのだが、やはり普通のエッセイを万城目流にヒネクッたあたりが一番面白く、無意識に使っている関西弁("すごい"面白い、など)の話、渡辺篤史の話などが本編の一つの軸であろう。

    もう一つの軸、作家になるまでの話は、最近読んだエッセイではなかったタイプ、一言で言ってしまうと、知り合いの素人をネタにしまくるタイプなので、その当事者以外の人は面白くないわけがない。そういう思い切ったエッセイを書ける人というのはそうそういないわけで、ここんとこのエッセイのレビューでも抜きん出て面白い。

    しかしなあ、あとがきで「渡辺篤史の話は「万遊記」にまとめた」と書かれてしまったら、買わざるを得ないではないか。ということで近々買う。

  • 万城目学さんの10年くらい前のエッセイ。
    たいへん面白かったです!大笑いしたり、ふむむ…と感じ入ったり、じーんとしたり、なかなか深くて詩的な表現も多かったので、エッセイでありながら優れた短編小説を読んでいるかのようでした。「木曜五限 地理公民」は私も10分くらい笑いが止まりませんでした。イタリア旅行とかモンゴルの遊牧民との生活記はディープでした。
    万城目学さんの作品は『プリンセス・トヨトミ』しか読んだことがなかったのですが他もぜひデビュー作ももちろん、読んでみたくなりました。
    小説家のエッセイを読むメリットというのはその作品を書いている人について知ることが出来ること。作者が好きになると作品も好きになれそうな気がします。万城目学さんいいですね!

  • この人の小説は読んだことない。たまたま手を取って読み始めたエッセイ。男性だからかな、ちょっとこなれていない感じ、と思っていたのだが、この人きっとそういう人なんだろうな。頭がよいがゆえに変人という意味で(この場合、もちろんよい意味で)。だって、『しゃばけ』でいうところの家鳴みたいなものが見えるらしいんだもん。年齢も同じくらいだし、歌謡曲にもわりと造詣が深いようで、そのあたりも面白かった。

  •  同じ大阪出身だけど、なんか笑いのツボが違う。阿呆なことを淡々と洗練された文章で綴る、そういう心意気は好き。バックパッカーだったんですねまきめさん。わたしもなんです。モロッコのハマムでマッサージしてくれたおばあさんはスッポンポン、もちろんわたしもスッポンポンにさせられました。あれ。

  • 何度読んでも、ねねの話で泣く

  • 万太郎は万城目学で九朔じゃん。万城目学、めっちゃ外国行ってる。やっぱり頭の良い人の書く分は心地よい。

  • 小説通り?に面白いエッセイ。

  • 読めば読むほど惹かれる文章力
    彼は何て天才なんだろう!

    ー 最初頑張れば、後はいっきに読みきれます! ー

    独特なものの見方、感じ方
    とにかく変わった人物「万城目学」ならではの世界観


    万城目ワールドを是非御笑味ください。

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著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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