- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863130500
感想・レビュー・書評
-
『写真という技術が世に生まれてから
現代に至るまでの世界の特別な100日』に
選ばれた写真を掲載した写真集。
ロンドン万博から始まり
100日の中で日本は1905年日露戦争
で登場
1941年真珠湾攻撃、1945年広島原爆
の3つが掲載されている。
第二次ボーア戦争の写真は凄惨なのに広島原爆
の写真は原爆投下4か月後の小奇麗な親子が
写っていて違和感を感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本が少ない。そんなもんか。
-
もう3年出版が遅ければ、東日本大震災は必ず入っていたと思う。
-
1851~2005年における、選りすぐった100日の写真集です。
ジャンルに関係なく過去から現代へ写真が連なります。
百聞は一見に如かず、写真はそれを容易にし、かつ保存します。
正確な歴史の記録は、人類が作る最大の作品であると思います。 -
1851年の第1回万国博覧会開催の写真から、
2005年のハリケーン・カトリーナまでの約150年の間に
カメラに収められた歴史の瞬間を集めたもの。
世界の近代史を写真で振り返るとともに、
報道写真自体の歴史を知ることができる。
「世界を変えた事件や出来事」とはいいながら、
アメリカ寄りの写真が多いのは仕方のないことか。
戦争の歴史、負の歴史が多く刻まれていることが
人間の性を如実に物語っている。
色々と興味深いが、もっとたくさん世界を変えた瞬間は
あっただろうと思う読後感。
2005年以降なら、リーマンショックと東日本大震災、
TSUNAMIと福島原子力発電所かな。
日露戦争もまた日本軍の宣戦布告なしの奇襲で始まったとは。
インディ・ジョーンズのモデルは、
マチュピチュを発見した
歴史学教授のハイラム・ビンガムだったとは知らなかった。 -
取り上げられている内容で知らないものもあれば、知っていても、写真として視覚的に見るのが初めてのものがあったりした。写真から言葉では語り尽くせないメッセージが伝わってくる。
一つの写真から伝わるメッセージの威力を感じる。強烈な語りかけは、動画に勝るとも劣らない力を持っている。
ただ、撮る側のメッセージを強く反映させるための演出行為が写真報道初期の頃からあった事を知り驚く。 -
副題の示すとおり歴史の瞬間
衝撃的である
現在のニュースにはない高い報道性 -
1851年の第1回万国博覧会から2005年のハリケーン・カトリーナまでのおよそ150年強の期間にカメラに収められた歴史の瞬間を集めたものである。帯には佐藤優氏による「カメラがとらえた歴史の舞台裏、その現場を追体験できる名著だ。世界は明日、変わるかもしれない。」という文が載せられている。なお、写真は、ナショナルジオグラフィックとゲッティイメージズから選ばれている。このおよそ150年の間には2度にわたる世界大戦とその他多くの争いがあり、科学の進歩があり、自然災害があった。そうして、こういった出来事は形を変えるにせよ、私たちが生きる時代にも起こりうることでもある。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があるが、本当の意味で賢く生きるためには私たちは歴史からも経験からも学び続けなくてはならないように感じた。
-
歴史をまとめた写真集
文字では伝わらない、写真の影響の大きさを改めて感じる。
一方、文章の物足りなさや選ばれた事柄に物足りなさを感じた -
これはナショナル・ジオグラフィックに掲載された写真を抜粋。簡潔な説明文。見応えは十二分にあり。津波が来た事を家族に知らせるために沖に走る母。エイズの子を抱きしめるローマ法王。写真が訴える力はすごい。