ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 完全マスター ベーシック (ナショナル・ジオグラフィック)

著者 : ジョエル・サートレイ ヘザー・ペリー 関利枝子 武田正紀

制作 : ナショナル ジオグラフィック 

• 日経ナショナル ジオグラフィック (2020年6月25日発売)

作品紹介・あらすじ

累計15万部の「プロの撮り方」シリーズ最新作は、「プロの撮り方 完全マスター」のいわば、基礎編となります。

メインの著者であるジョエル・サートレイ氏は、長く米ナショジオ誌に寄稿する一流の写真家です。これから写真を撮りたいという人にも分かるよう、彼の撮影経験や作例を挙げて、撮影に必要な技術を詳しく解説します。また、単なる技術だけに終わらず、被写体との接し方、撮影前の準備や撮影時の心構え、撮影後の写真の整理法など、自身のノウハウを余すところなくお伝えします。

感想・レビュー・書評

[t4learningさんの感想 · 2021年7月25日]

ナショジオのプロカメラマンなのに、マニアと鍵ー無向けでなく、難しく書かれていないところが好感度が高い。
カメラの細かな設定とかうんちくよりも、心の持ち方というか被写体との向き合い方について穏やかな調子で語っている所がよい。
最近は、デジイチからは遠ざかっているのだが、また復活してもいいかな、と思ってきた。カメラを持ち歩く、という行為は自分の身の回りの世界に丁寧に気を配っていく行為なのだ。

[4tamaさんの感想 · 2023年11月18日]

タイトルに偽りなく、カメラを初めたばかりの初心者にも分かりやすく書かれている。
著者の優しい人柄も滲み出ている。
三分割法から、星の撮り方などまで、多彩な項目に触れているが、逆に１項目の説明スペースが豊富ではなく、深掘りは難しいので、写真の撮り方概論の様に読む人向けといった位置づけ。

実際に、扱っているテクニックを身につけるために、自宅周辺でもできる演習を載せてくれているのもいい。

[ももさんの感想 · 2023年5月7日]

最近自分の写真が下手だなと感じるので手に取った本。掲載されている写真の美しいこと。ナショジオの一流カメラマンが書くことなんて難しそ〜とこわごわ読んだけど、思ってたより分かりやすかった。端っこに書かれている「プロからのアドバイス」がとても有益でした。しばらくしたらまた読み返したい。

著者プロフィール

写真家、著述家、教師、保護活動家。ナショナル ジオグラフィック協会のフェローであり、『ナショナル ジオグラフィック』誌にもたびたび寄稿している。生き物と生息環境を救うための四半世紀にわたるプロジェクト「フォト・アーク」を立ち上げ、撮影を続けている。ナショナル ジオグラフィック協会のほか、「オーデュボン」「ニューヨーク・タイムズ」「スミソニアン」や多くの書籍にも写真を提供。主な著書に『PHOTO ARK　動物の箱舟』『PHOTO ARK　鳥の箱舟』『ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 完全マスター ベーシック』（日経ナショナル ジオグラフィック社）『ずっと　ずっと　かぞく』（ハーパーコリンズ・ ジャパン）などがある。米国ネブラスカ州リンカーンの自宅で妻のキャシー、3人の子どもたちと暮らす。世界各地を旅したあと、家族の待つ家に帰るのが何よりの喜びだ。

「2020年 『PHOTO ARK 消えゆく動物』 で使われていた紹介文から引用しています。」