給食で育つ賢い子ども (ソトコト新書)

著者 :
  • 木楽舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863240018

作品紹介・あらすじ

“給食”は食育の柱——知育、徳育、体育、食育のなかでも、特に命の原点を考える教育が食育です。食育基本法でも、子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていくためには、なによりも「食」が重要で、教育現場、家庭、生産者、地域を基とした国民運動として、「食」に対する意識を高めていくべきとうたっています。
本書は、環境雑誌『ソトコト』で連載した学校給食の取材記事(2003~2008年)を一冊にまとめた給食読本です。『ソトコト』は、食育基本法、学校給食法の成立(いずれも2005年)以前からいち早く食育に注目し、積極的な取り組みを行なっている全国の幼稚園、小中学校、高等学校の栄養士、生産者や自治体の活動を取材してきました。
21世紀の食の問題を解決する鍵は学校給食にあり! 本書は、北海道から沖縄まで、全国38ケースの給食現場、全国の栄養士の方々の活動とその苦労、おいしい給食を食べながら元気に育つ児童生徒たちの様子や言葉、学校、生産者や地域の協力者たちの試行錯誤の姿をとおして、日々進化していく給食の未来、そして、現在社会が抱えている食問題解決の糸口を見出すことができる、かけがえのない一冊となりました。

著者プロフィール

1952年佐賀県唐津市生まれ。食総合プロデユーサー。食育や観光事業のワークショップのプラニングから、ツアーへの展開、公開授業、幼稚園から大学まで各学校での食の講師なども手がける。北海道から沖縄まで全国の農村や町など700カ所を自ら巡る。著書に『創造的な食育ワークショップ』『本物を伝える 日本のスローフード』(岩波書店)、『ゆらしぃ島のスローライフ』『メダカが田んぼに帰った日』(学習研究社)、『子どもに伝えたい本物の食』(NTT出版)、『フードクライシス 食が危ない!』(ディスカヴァー21)など多数。

「2008年 『給食で育つ賢い子ども』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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