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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863290433
作品紹介・あらすじ
靖国神社を語るとき、従来ほとんど意識されることのなかった初代宮司・青山清の足跡を、青山家と山口県に残された資料を中心に明確にした初めての書。毛利氏に代々宮司として仕えていた青山家の出自を関ヶ原の戦い直後にまでさかのぼり、自ら関わることになった幕末長州藩の招魂祭(討幕派志士たちの犠牲者を祀る)から靖国神社の成立までを明らかにした。青山家の子孫達が、広島県、山口県、東京都に散在していた資料を集め、日清日露戦争以前の靖国神社が本来は文明開化の象徴としてつくられた西洋風神社であったことを読み解いてゆく。