江戸の〈長崎〉ものしり帖

著者 :
  • 弦書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863290617

作品紹介・あらすじ

京都の医師が長崎遊学で見聞した風物を、当時としては画期的な挿絵入りで紹介した寛政十二年(一八〇三)のロングセラー『長崎聞見録』を口語訳し、わかりやすい解説、さらに新解釈の挿絵を付してまとめた現代版の長崎聞見録。一八〇三年刊行の『長崎聞見録』は全五巻からなる。その内容は、長崎の風俗からはじまって動物、植物、食料品、薬品、日用品、めずらしい道具、オランダ人・唐人の様子、長崎聖堂、お墓、漂流民の話、奇怪な海の生物にまで及び、それぞれの項目に挿画が付いている。

感想・レビュー・書評

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  • #ナゾすぎる ものが多々登場する「長崎聞見録」の口語訳&解説本が、海洋大図書館の蔵書に加わりました!

    所蔵情報:
    品川図書館 291/Ma85

  • 江戸時代に出版された『長崎見聞録』を著者が説明している。挿絵がある辞典の先駆け。
    長崎・唐・朝鮮・オランダの、人・もの・文化。記録することは大切!
    「漢音の方が細かい表現ができると思いきや、訓読みの方が誤解が少ない」など、いろいろ意外だった。

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著者プロフィール

昭和21年、長崎市生まれ。昭和44年、北九州市立大学外国語学部卒。昭和46年上京。漫画家・杉浦幸雄に認められる。主に「漫画社」を中心に仕事をする。洋学史研究会会員。[主な著書]『漫画俳句入門』(池田書店)『江戸の世界聞見録』(蝸牛社)『なぜなぜ身近な自然の不思議』(河出書房新社 )『マンガNHKためしてガッテン―わが家の常識・非常識』(青春出版社)『マンガ版ママの小児科入門』(法研)『長崎蘭学の巨人 志筑忠雄とその時代』(弦書房)『長崎を識らずして江戸を語るなかれ』(平凡社)『江戸の〈長崎〉ものしり帖』『小笠原諸島をめぐる世界史』『幕末の奇跡―〈黒船〉を造ったサムライたち』『鎖国の地球儀―江戸の〈世界〉ものしり帖』『踏み絵とガリバー《鎖国日本をめぐるオランダとイギリス》』『絹と十字架《長崎開港から鎖国まで》 (以上、弦書房)

「2023年 『風船ことはじめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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