ファンタジー。
ホラーの巨匠が描いたファンタジー。すさまじい悪夢の描写。異形のオンパレード。
彼は無夜の心の師匠に決定しました。
そして無夜の最大の気に入りのキャラはもちろん、真夜中の王クリストファー・キャリオンです。彼をおいてないでしょう。主人公キャンディには彼を愛して欲しかった。無理だったけれど。
キャリオンは真夜中の島の王。悪夢の親玉。光の王女に恋をして苦しみのたうち、王女が光と闇の混血の青年に恋をすると、竜をけしかけて王女を殺してしまう。でも、彼は本当に王女を殺したのだろうか。なんとなく、彼の祖母メイター・モトリーが怪しいのだが。非情で冷酷というけれど、祖母よりずっとまし。拾ってきた蛇の少年レテオとキャリオンの関係は腐女子モードで見ずとも十分に妖しい。おいしい男だったのに、どうやら2巻のラストで真夜中の王は死亡したもよう。残念だ。
所々に出てくる小道具、異形が無夜は欲しくてたまりません。せめてフィギュアが出るといいのに(泣)
あまりにもキャリオンが愛しいので、いつか設定を変えて使ってやる。キャリオン×レテオでもいいけれど、キャンディ×キャリオンがいいかな。