- Amazon.co.jp ・本 (663ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863327542
感想・レビュー・書評
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命が危機に瀕したとき、頭の中では何が起こっているのか…
ヒロインが研究しているのは臨死体験。
入院中の少女との交流から、ある真実に迫っていく。
増築改築が進んで混乱を極める病院での研究生活。
いっぽうでは、友達と楽しむ映画の会で、有名な映画がいかにも面白そうに語られます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読完了。泣き所?読み飛ばしてしまった
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伏線多すぎ。
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ストーリーテリングは非常に巧みで、最後まで一気に読んでしまいます。
しかしSFとして読んでいると、現代医学との齟齬がありすぎて、主人公たちの唱える臨死体験に対する仮説が似非科学っぽく見えてしまい、小説にのめり込みづらかったです。
そういうSFらしさを楽しむ小説ではないと言われれば、その通りなのだろうと思いますが。 -
臨死体験(あるいは死に逝くとき)をした場合、私はどのような光景を見るのだろうか。トンネルや光を見るのだろうか。あるいはジョアンナと同じ「場所」に行くのか?ものすごく興味があるけれど、そのときの自分の経験は誰にも話すことができないんだなあ、と思うとちょっぴり寂しくもなる。
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第二部まで読んだところでこの本を取り上げたらもがき苦しんで三日三晩眠れない気がする。そんなわけで下巻はぶるぶる震えて泣きながら一気に読みました。
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涙なくしては読めません。