卒業生 -冬- (EDGE COMIX)

  • 茜新社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863491281

感想・レビュー・書評

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  • 同級生の続編、やっぱり萌えますね。

  • プラトニックな二人がいい。

  • 受験の追い込みに入っている倉田。
    予備校近くでその終わりを待つ草壁。
    それどころの時期でも無いのに妙に草壁を意識してしまう倉田。



    あ〜〜〜、もう、何これ!
    何なの、このキュンは!!!
    すること、しないの?いつするの?どうしたいの?
    と原先生みたく焚き付けたくなりました。ハァハァ。
    でも、二人は二人の距離で付かず離れずで毎日を過ごす。
    きっとヤりたい盛りなはずなのに、妙に真面目。
    原先生の高校時代の話とか、こちらもキュン。

    原先生がいい味出してるし。
    お母さんが病気で入院しちゃって、どうなるのかな…。

  • 高校3年生の冬がリアリティいっぱいでした。
    佐条は大学受験を控えて予備校に通っていて、終わるのをカフェで待ってる草壁の元へ急ぐところなんか、等身大で。
    進路が違うと時間の余裕も差がでてくるのに、二人ともちゃんと相手を思いやりながら会ってデートしてるのも、想いが真面目で深いのがわかってほっとさせられます。

    そして、よかったのがジェラシー。
    佐条に好意を寄せるハラセンに、脅威を感じる草壁。思ってることすべて言葉や体で示す草壁に対して、大人の原先生は「喜怒哀楽も露出は五割」だそうです。悲しいですね、大人の男は。

    しょうもないことでも、いちいち敏感になって嫉妬してしまう草壁はまさに青春の象徴。目指してること、進路もキラキラしてます。
    一方の佐条も、学力優秀な生徒らしく高みを目指していて憧憬もの。
    そして、これからの人生を決める大切な冬に、佐条には家族の入院手術という障害が発生します。いつもは感情をあらわにしない佐条が、激しく昂らせてしまうのに対して、草壁がまっすぐに受けとめようとするのがすてきでした。お互いになくてはならない存在になってるのがはっきりわかるシーンです。

    少しずつ成長していく愛情に、とても引き付けられます。

  • 前に読んだ『同級生』の雰囲気がとても気に入っていたので、その続編も読んでみました。
    冬版と春版があり、どちらから先に読むべきかとしばし悩みました。
    発行年月も同時だったので、さらに悩みます。
    結局、ISBN番号の若い冬から読むことにしました。
    きちんと考えてみれば、冬から春になるとわかるのですが、書店でちょっと混乱してしまいました。

    タイトル的に、もう高校を卒業してしまった後の二人の話かと思いましたが、『同級生』第2巻としてもいいほど、ほとんど時間差がない続き物になっています。
    久しぶりに、二人の不器用さ、純粋さに触れました。
    光は、いつも自分の気持ちに正直に動くせいか、身勝手のように思えながら、人の気持ちに鋭く聡いです。

    いつもは犬のように本能的に動いていますが、時々見える感情の細やかさに、利人は救われ続けているよう。
    ストレスが一番高まる時期の高校3年生ながら、お互いに向けるいたわりと気配りの深さにはビックリするほどです。

    お互い、どうしたらいいのかわからないような発展途上の恋心をもてあましていますが、言葉が足らない部分を、思いやりで補っている感じ。
    沈黙はどんなセリフよりも、二人にとっては雄弁のようです。

    光の友人の、白目の谷が登場しました。
    嘘ばかりついて、人をけむに巻くキャラがおもしろかったです。

  • バイブルでっせ

  • 「同級生」の続編です。

    原先生フィーバー!!(笑)

    高校生時代の話もあるし、草壁×佐条にも小憎たらしい攻撃を仕掛けてきます(爆)
    でも2人はラブラブ度を増してしまうっていう(笑)残念ですがだからこそ原先生って感じもします。

  • もうこのシリーズ好きすぎる(●´~`●)

  • 好きだ。ちゅうばっかしやがって。

  • 「同級生」の続編。高校生らしい悩みやラブラブ度がとってもかわいい。前作同様絶品!

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著者プロフィール

二〇〇〇年に「コーヒー砂糖いり恋する窓辺」でデビュー。爽やかな青春物語からボーイズラブ、官能的な物語まで、多岐にわたる世界観で読者を魅了する。著書に『同級生』シリーズ、『薫りの継承』『あの日、制服で』などがある。

「2021年 『谷崎マンガ 変態アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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