- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863496408
感想・レビュー・書評
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昨今、某作家さんの台頭でなのか、〇〇派系の絵柄の作家が多く見受けられ、一つ流行れば似た様なの連れてくる図式か、なんて思ったんだが(絵柄は90年代くらいの少年漫画の影響が大きいのかな…昭和な感じが逆にこの作品に非常に合っている。)猟奇的輪廻転生ものとして、非常に良く出来ているなぁ、BLじゃなくても通用する、と思った。決して上から目線などではなく。乱歩好きな人はハマるだろう。
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4月何日読了か覚えてないので、22で統一!笑
記憶を宿した輪廻転生。
悔しさ苦しさ果たしきれぬ想いが
彼らを狂わせていく……
それぞれがそれぞれの無念を晴らして
最期に二人が惹き合わされる、
呪術的で蠱惑的な愛のカタチやいかに………。
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ほの暗くレトロな作画がストーリーに合ってて引き込まれる。江戸川乱歩っぽい
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この二倍くらいのボリュームでもっと読みたかった
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この作家さんの他作品より一際レトロな雰囲気があり、印象的だったので書店で表紙買いしました。
周りに馴染めない主人公とそこに現れるミステリアスな美少年との物語・・・
入り的にはよくある感じと思いきや、蓋を開くと表紙のインパクトの通り
妖しく不気味な世界観で、途方もない因縁?縁(えにし)?の物語を投げつけられました。
BLと括るには絡みも薄めで、ストーリー重視と言えるでしょう。
その顛末を読み終えたあとは何とも言えない虚無感に陥りました。
これは昨今のBLの絵柄でこの作品は描けない、作者ならではのテイストだと思います。
ゾクっとする演出や表情が醸す雰囲気は作画と合っていて、全体的に人を選ぶ可能性こそありますが、私は好きでした。
行間を読むというか、ニュアンスで捉える読み方を求められるフシもある気がしますが、そういう少し説明不足なところも味というかなんというか・・・
常人には理解できない、そうすることで完成される登場人物の美学を淡々と見ている感じがしました。
圧倒的な異端を突きつけられると人って呆然としてしまうんだなと改めて思いました。
正直、ラストはBLとしては後味が良いのか悪いのかはわかりません。
床に転がって大の字になりながら考えつつ、奥深さを噛み締めました(?)
何よりまず、BLジャンルでこれを生み出した作者の感性に圧巻です。
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昔懐かしい感じの絵柄とサスペンス。
雰囲気が素敵でした。 -
小説みたいな話
ストーリー>>>>>>エロ
退廃的で良い