完訳 7つの習慣 30周年記念版

  • キングベアー出版
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本棚登録 : 1214
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (704ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863941014

感想・レビュー・書評

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  • 自己啓発本なのだろうが、哲学書のような、宗教書のような、ビジネス実用書のような、教科書のような、エッセイのような不思議な本。

    著者の緻密さと分析力にはたまげた〜。

    これだけ売れてるんだから、人生にとって良いことが書いてあるんだろう、間違いなく…

    ただ自分の血肉とするにはあと数回は読まんとだめだな。

    • こまつなさん
      私もたまげました。
      比喩ですが、ミケランジェロの彫刻のような、あるいは、米国のグランド・キャニオンの自然の芸術のような、美しさを、わたしも読...
      私もたまげました。
      比喩ですが、ミケランジェロの彫刻のような、あるいは、米国のグランド・キャニオンの自然の芸術のような、美しさを、わたしも読んでいて感じます。
      2022/06/06
  • やっとこさ読書。ボリュームが多いが読み飛ばすにはあまりに惜しい濃い内容なので、時間がかかった。この本を読んでしまうと大概のビジネス書が薄っぺらく感じてしまうくらい、深層心理から具体例まで実に良く練られて書かれている。
    本の最後に人生の目的が明確に書かれているが、答えが堂々と書かれている本は珍しい。しかしながら、その答えに近づくための具体的な習慣として提案してくれているのが本書が良書といわれる由縁であろう。
    手元に置いておき課題が見つかるたびにこの本を開けば救われるであろう、働く人は必ず持っておきたい1冊。

  • 30代の自分が最も重要だと感じた習慣は、第1の習慣"主体的である"だ。

    現代の一つの側面、日常に刺激的なことが溢れ、やらなくてはと急き立てられて、自分が何をしたいのか分からなくなっている。
    また、もう一つには、効率主義の社会の中で、これが正しい、これが便利、お前もすべきだと表面的なノウハウに踊らされがちである。
    こうした他人の影響によって生きるのではなく、自分が何をするか、起こることにどう感じるか決め、その結果を自分が引き受ける態度が大切である。

    次に、第2の習慣"最優先事項を優先する"だ。最優先事項と聞くと、緊急でやらなければならない会社の仕事を連想しがちであるが、本書においては、「重要だが緊急でない活動」というのだから面白い。つまり他人にとって重要なのではなく、自分にとって重要で、普段やりたくてもできていないような活動である。自分自身、仕事や家庭の忙しさに追われ、やりたいことがなかなかできない状況をいつも味わっているが、意識的に行う努力が必要だと感じた。

    そして、第2の習慣"終わりを思い描くことこら始める"は実際にやってみた。
    その結果、自分が家庭において家族を大切にすべきこと。自分が職場において仕事に熟達する必要があること。が分かった。また、ミッションステイトメントも作成し、自分と同じ悩みを持つ人を助けるという人生の指針を作成した。
    今まで曖昧だったこれらの事柄がはっきりしたことで、残りの人生を道に迷わずに歩んでいけるだろう。

    本書は普遍的な原則を書いている。だから30年の時を経ても色褪せず、令和の時代にも充分に価値ある紛れもない名著である。

  • ・原則=まず理解に徹する、相手を理解する。相手からの影響を受け入れ、影響を与える。
    ・問題はアウトサイドイン(外からの影響)ではなく、インサイドイン(内からの影響)
    →全てはインサイドアウトによりパラダイムシフトする。
    ・自分の身に起こる事に傷つくのではなく、
    自分の反応を自分で選択した結果傷ついているのである。
    ・最も大切な事は「姿勢」
    → 人生で体験することにどう反応するかが大切である。
    ・自分の終わり、弔辞(ちょうじ)をどのようにしてもらいたいかを思い浮かべて過ごす。
    └ 人に影響を与えたい
    ・すべてのものは二度つくられる原則
    →頭の中の知的創造と、物質創造
    ・自分で人生の脚本を書く
    ・個人のミッションステートメントをつくる
    ・1週間単位でスケジュール立てる
    ・相互依存、winwin
    ・シナジーとはお互いの違いを価値と置くもの
    ・夫婦のシナジーは子供ができること。1+1の総和が3にも4にもなる。

  • 以前にマンガ版を読み、いずれは読みたいと思っていた。
    やっぱり、かなりのボリューム。

    でも、著者はこれでも伝えきれているかは不安だったのかも知れない。
    現に、自分はもっと詳しく知りたい部分もあった。

    また、この7つの習慣の考え方を通して世の中、社会、家族、自分をみると、新たな気付きが得られる。

    名書と言われる所以も理解できた。

  • 3年前くらいに買った後、半分まで読んで積読してたけど、育休を使って読了。

    前回の感想は、仕事に紐づけたことばかりだったが、
    子どもが生まれたことにより、子育てに関しての学びになる点が多かった。

    子どもや夫の話を心から聴こう。
    自分の人生と重ねずに、子どもが今体験していることや感じていることを
    よく聞いて受け止めて、一番の味方であり理解者でいる。
    信頼貯金を重ねていく。
    信頼を重ねるには、事実を事実のままいう正直ではなく、
    言ったことに事実(行動)を合わせる「誠実」になる。
    誠実は、言行一致。
    どんな人と交流するときでも、原則のもとに良心をもってコミュニケーションをとる。
    原則は原則のままにある。
    自分自身として生きるのもいいけど、たぶん自分自身ってとってもだらけちゃう。
    原則を作って原則を胸に生きると、もっと違った自分や生活や見え方に出会えると思った。

    成熟は勇気と思いやりのバランスという言葉もなるほど、と思った。
    私は勇気が足りず、人に踏み込んだり、踏み込まれたりすることにストップをかけてしまう。
    うわべの付き合いになりがちなので、勇気をもったコミュニケーションを増やしていきたい。

  • 1996年初版の内容が、今令和の時代に読んでもすごく心に響く内容で驚きでした。自分の今の性格を見つめ直すきっかけになりそうです。思ったことは山ほどありますが、読み終わった時には、将来望む豊かな生活の先に本当にやりたいこと•目標を1つ見つけたいと考えさせられました。
    また何年後かに読み返したいです。

  • 結果は原則によって決まり、個人の主観で決まるものではない。だから原則に忠実であれ。
    刺激と反応の間のスペースをどう使うかで、成長が決まる。

  • 人生の教科書にします。

  • あ、本物や

    数ページ読み始めた後の率直な感想。

    人生に必要な7つの習慣と、それらに関連する人間のレベルが書かれている。個人的に人間の三段階のレベル、依存-自立-相互依存の考え方が分かりやすくて好き。この見方で人を見ると、人間のレベルが本当によくわかる。人の本質が見抜けるようになる。

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