一途一心、命をつなぐ

著者 :
  • 飛鳥新社
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864102230

感想・レビュー・書評

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  • 読んで真っ先に思ったのは、もし手術を受けるようなことになったら、天野先生のような方に診ていただきたいと思いました。こんなに真摯に患者のことを考えてくださる医師なら、信頼してお任せできます。

    成功している人、何かを成し遂げた人には、みんな必ずそれなりの苦労、努力をしている。時には人との軋轢を生むこともあるかもしれない。それでも今いる場所をよくしたいと思うならば、そこから逃げてはいけない、そのことを強く感じた。

    「経験を思いやりに変える」という言葉を実践していきたい。

  • 494

  • 天皇陛下の心臓手術をされたお医者さんの本。
    期待していたよりも天皇陛下の手術時の
    お話は少なかったです。

    ただ、一流の仕事としてどのように
    手仕事の技術をどのように会得していったのか
    非常に興味深い話もありました。
    何かで一流になるには、
    寸分の時間も惜しんで…という意気込みが必要なんですね。

  • 見た感じの印象とは異なり、非常に自分に厳しく、アグレッシブな方であると感じた。やはりその世界でトップランナーとなるような方は、そもそもその志が違うということか。
    トップランナーでなくとも、サラリーマンであっても、自分の持ち場にあって、やはりプロ意識は持っていたいものである。

  • 天野稔教授が自らを語った本としては意外だが、これが初めてのようだ。

    テレビでは冷血な印象を持ったが、内実はとても心の熱い方のようだ(アントニオ猪木の大ファンというくらいだし)。

    医師志望者必読の一冊。
    (2012.12.28)

著者プロフィール

天野 篤(あまの あつし)
心臓血管外科医。順天堂大学医学部教授。
1955年、埼玉県蓮田市に生まれる。
1983年、日本大学医学部卒業後、医師国家試験合格。関東逓信病院(現・NTТ東日本関東病院。東京都品川区)で臨床研修医ののち、亀田総合病院(千葉県鴨川市)研修医となる。1989年、同心臓血管外科医長を経て、1991年、新東京病院(千葉県松戸市)心臓血管外科科長、1994年、同部長。1997年、新東京病院での年間手術症例数が493例となり、冠動脈バイパス手術の症例数で日本一となる。2001年4月、昭和大学横浜市北部病院循環器センター長・教授。
2002年7月、順天堂大学医学部心臓血管外科教授に就任。
2012年2月、東京大学医学部附属病院で行われた上皇陛下(当時の天皇陛下)の心臓手術(冠動脈バイパス手術)を執刀。
2016年4月より2018年3月まで、順天堂大学医学部附属順天堂医院院長。
心臓を動かした状態で行う「オフポンプ術」の第一人者で、これまでに執刀した手術は9000例に迫り、成功率は99.5%以上。



「2020年 『若さは心臓から築く 新型コロナ時代の100年人生の迎え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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