1万円起業

著者 : クリス・ギレボー 本田直之

• 飛鳥新社 (2013年9月11日発売)

感想・レビュー・書評

[zyasuminnteaさんの感想 · 2015年6月22日]

こういう形で　仕事を出来たらいいな～　と思いました。
何事もアイデアなんですね。

[airybookさんの感想 · 2015年6月15日]

アメリカの多様なマイクロビジネス事例。好きなこと、情熱を持てることでいかにビジネスチャンスを見つけるかというヒントが沢山紹介されている。こういった「自由な生き方」もあるのだと勉強になった。

[くーちゃんさんの感想 · 2015年5月3日]

起業するというのがじわじわと当たり前のようになっているけど、どうしても「資格を取らないとダメ」とか「私なんかそういうのをするのってどうかと思う」など頭の中で考えてしまう。
しかし、この本を読むと味方がおもいっきり変わるといえる。

【本文】http://ameblo.jp/skycafe-ac/entry-12022091367.html

[booklabo44さんの感想 · 2015年5月1日]

考え方、人生の捉え方次第で、売れるものは必ずある。
ネットいう最高のツールがある今、お金をかけずとも起業はできる。お金がかからない起業とは、何度でもチャレンジができ、仕事をしながら、片手間でもすることができるということ。
自分で何かやりたい！仕事を辞めて、自由に生きたい！
そう思ってる方には、一度読んでいただけると幸いです。

[sayaさんの感想 · 2015年2月17日]

具体例も多く、わかりやすくて予想していたよりも
押し付けがましいところもなく面白く読めた。

じゃあ自分はどうすればよいか、ということまでは勿論書いていないが
発想のきっかけにはなるし、前向きにさせてくれる点で良い本だと思う。

"私たちはみな、ある物はより多く増やしたいと願い、あるものはより少なく減らしたいと願っている。"
というのは、シンプルだが確かにそのとおりだと思い、非常に納得した。

[Yurinabookさんの感想 · 2015年1月2日]

①思い付いてから起業するまで、現在では100万ドル未満の資金と、1ヶ月足らずの期間があればいい。

②買いたいものは自分で作ろう。そうすれば多分、他の人もそれを欲しがるはずだ。
人々が叶えたいと願う希望を見つけ、それを満たすことにある。
誰かが幸せを感じる手助けをするビジネスは、成功と隣り合わせだ。
あなたが人に与えたいと思うものではなく、人が本当に欲しがるものをより多く提供し、欲しくないものを取り除くこと。

③価値とは「人々の役に立つこと」。誰かの役に立とうと努力し始めるなら、あなたが進んでいる方向は正しい。

④1時間に対して100ドルを目安に、それに相当する定額料金を請求しよう。

⑤PayPal

⑥素早くスタートし、反応を見てから考える。
プロジェクトを成功させたければ、とにかくスタートさせる必要がある。とりあえずサイトを作ったら写真が売れたんです！(5000円)

⑦新しいビジネスで何かが売れたら、数に関係なく、それはすごいことなのだ。

⑧旅行者は口ではなんと言おうと、快適に過ごせる広さの足元スペースに対し、お金を払うほどの価値を認めていないからだ。むしろ、どんな不満を差し置いても、割安航空券を高く評価する。混んでいても、どの席でも。

⑨サービスのプラスアルファの魅力を生むのはいつでも、小さくて意味のあるものだ。
手書きの礼状、おしゃれな袋

10 繰り返し稼ぐことの大切さ。
大きな収入、外的要因に左右されない。
今月のオリーブオイル、今月のカップケーキ

11 ビジネスを育てるのは、始めるのに比べればよっぽど楽だ。と繰り返し言う。うまくいくものを見つけるまでは時間がかかる。だけど一旦動き始めたら弾みがついて、あとはトントン拍子さ。

12 一番大事なのは行動し続けることだよ。

13. 安物買いのお客ほどタチが悪い。
1000円払ってなんでも思い通りになると思っているお客さんは、10万払うお客さんよりはるかに苦情が多い。

14、交換条件。ついでに教わった写真撮影の技術を人に教えるビジネスも始めた。

15.脇目も振らず質の良い製品をつくっていれば、いつでもトップに立てる。


⭐️ノマド：オフィスを定めずに仕事をし、自由に移動する現代の遊牧民


例) ケリーの個人レッスン。ジムで他の何百人もの人間と一緒に過ごすよりもはるかに有意義な自分のためだけの時間の過ごし方。

例)マイレージ手配人、結婚式写真のプロ、地図を作ったデザイナー。印刷所に50枚からと言われ、数枚は友人に、残りを試しに簡単なHPを作って売ってみた。

[blabbermouthjpさんの感想 · 2014年10月8日]

1万円起業　との名前は本を売るためのものにすぎない。

内容はごく一般的な起業本であるが、1万円起業を手に取る起業を目指す人にとって、内容は斬新なのかもしれない。

★マイクロビジネスがうまくいく「たった３つのルール

ルール①「共通部分を探す」

共通部分とは、あなたが好きなことや得意なことと、他人の興味が重なる部分。
その他人の興味は、喜んでお金を払うほど強いものでなければならない。

ルール②スキルを転用する

マイクロ起業を成功させるには、必ずしも特定の分野の第一人者である必要はない。

ルール③「魔法の薬」

情熱やスキル　+　有用性　=　成功

□立ち上げに必要な「たった３つ」のこと

①製品またはサービス　=　あなたが売るもの
②代金を払ってくれる人々　=　顧客
③支払いを受ける手段　=　製品またはサービスとお金
　　　　　　　　　　　　　を引き換える方法

p74(情熱+スキル)×(問題+市場)=ビジネスの機会

□顧客を見つける確実な戦略

戦略①人気のある趣味、流行をつかむ

多数の賛成派と反対派がいる産業や流行ーは、常に絶好のビジネスチャンスとなる。

戦略②ほしいものをお客に聞く

旧式のマーケティングは「説得」に基づいているが、新しいマーケティングの基本は、「誘うこと」だ。

説得型マーケティングとは、サービス内容を説明したり、競合相手より優れている理由を伝えたりして、とにかく人に何かを納得させようとする方法だ。
このマーケティングは一軒一軒しらみつぶしに訪問する掃除機のセールスマンに似ている。たくさんのドアをノックすれば、そのうち掃除機が1台売れるかもしれない、だが、そのために費やされる人件費と門前払いの回数は半端ではない。

p112　革新を考えてはならない。有用性を考えよう。

ルール①市場性の高いアイデアを選ぶ
ルール②費用を抑える。
ルール③まず売ってみる。
　　　　新しいビジネスで何かが売れたら、数に関係なくそれは、すごいことなのだ。

□よくある質問(FAQ)」はPRのためにある！

追加条件①よくある質問ーまたは「私があなたに知ってほしいこと」
　　　「反論つぶし作戦」

追加条件②信じられないほどすばらしい保証ーまたは
　　　　　「ご心配いりません」
p140　保証を複雑で面倒で嫌気のさすものにしては
　　　　いけない。

ネット注文などの場合、不安を払しょくして「買ってよかった」という気持ちを強化するもっとも簡単で効果的な方法は、できるだけ早く商品を届けること。

90年の歴史をもつマーケティングの古典
『広告マーケティング21の法則』(伊東美奈子訳、翔泳社刊）
ルール④つくる前に市場をたしかめる。

p100どれがいちばんいいか確信がないときは、ズバリきいてみるのがいちばん早い。

次のような質問から始めると効果的。

・○○について、一番困っていることは何か？
・○○について、一番知りたいことは何か？
・○○について、どんなことをしてほしいか？

p198

□「ツイークで稼ぐ」方法・基本編

既存のビジネスで収益を増加させる半ば公然の秘密は
「ツイーク」だ。
ツイークとは、「大きな変化につながる細かい修正」を指す。

ステップ①アクセス量を増やす

ステップ②コンバージョン率を上げる
　アクセス量の確認→　A/Bテスト→　結果を比較

ステップ③平均販売価格を上げる。
　より高額な「上位商品販売」、別の商品を勧める「抱き合わせ販売」、追加オプションなどを売る「販売後の販売」の3つの方法によって簡単に実現できる。

上位商品販売　
仕組み：購入時に上位商品、あるいは追加商品をオファーする。
メッセージ：「こちらと一緒にポテトはいかがですか？

抱き合わせ販売
仕組み：購入する顧客に「関連商品」をオファーする
メッセージ：「同じ商品をかった人はこれらの商品も買っています」

販売後の販売
仕組み：販売直後の顧客に特別なオファーをする
メッセージ：「お買い上げありがとうございます。こちらは購入されたお客様だけの、1回限りの追加オファーです」

ステップ④お得意様への販売量を増やす

□「ツイーク」で稼ぐ方法・応用編

応用ステップ①「殿堂入りカスタマー」を選ぶ

一番のお得意様にスポットライトを浴びせよう。
あなたのビジネスが役に立った経験を語ってもらう。
「社会的照明」になる。

応用ステップ②上位モデルを進める。

応用ステップ③口コミをつくり出す

応用ステップ④考えられるいちばんの強力な保証をつける
応用ステップ⑤逆に、保証を付けない点を売り物にする

□サービス提供者への注意ー定期的に価格を上げよう

p215

□立ち上げたビジネスで収入を増やして「もっと上を目指す」のは、最初にビジネスを始める時にくらべればたいてい簡単だ

p224 トラブルのないパートナーシップのための簡易リスト

・どうやってお金を分配するか(一般的な分け方は、均等に50-50か、60-40で仕事量が多いパートナーが多めに受け取る、45-45で10％は管理費として蓄える、など。

・それはどんな責任を負うか
・どんな情報を共有するか
・どうやってプロジェクトを共同で市場に出すか
・この取り決めはどれくらいの期間有効か
・どれくらいの頻度で連絡を取り合うか

p232　アウトソーシングが合っているかどうかは、
　　　たった2つの要因で決まる。

それは(1) ビジネスの性質 (2)経営者の性格

[gonco3さんの感想 · 2014年6月22日]

【経済的リスクぜろ】
昔とちがって１円も使わずに起業しようと思えばできる時代です。
ひと昔前までは起業はマイナスからスタートでした。起業するための資金（借金）を集め、その資金を使って何倍にも大きくする方法でした。

しかし、今はゼロからスタートできます。仮に失敗しても、経済的損失はありません。（時間のロスはあるかもしれませんが。。。）
つまり、リスクゼロ。
リスクゼロならどんどん起業すればいいのです！

当然、成功することは簡単ではないです。しかし、失敗しても損失はないので何回失敗しても、マイナスはありません。成功するまでやればいいということです。

すごいですね！ずっとチャレンジしていたら、いつかは成功しそうです。

継続的に利益を生み出す仕組みをつくることはむずかしいです。が、単発であればなんとかなりそうです（←ほんまかいな！）

[hawaii0521さんの感想 · 2014年5月9日]

大げさに構えず、気軽にマイクロビジネスという形でビジネスを始めてみては、という提案をしている。少額で始めるマイクロビジネスであれば、意外と起業は簡単かも、と思った一冊だった。あと、１万円起業をサポートするコンサルがあったら面白いとも思ったが、コンサル料払ったら１万円起業にはならないか・・・・。それでもニーズはあると思うんだけど。

[ピカ☆さんの感想 · 2014年2月3日]

共通部分とは、あなたが好きなことや得意なこと（その両方を兼ねていればいちばんいい）と、他人の興味が重なる部分だ。p.32

すぐれたビジネスは「たまったマイルをどうしよう？」といった他人の問題に回答を与えるものだ。p.76

140203
あせります。
いまこういう風に前に進んでいる人が増えている、ということに。この本を読んだからと言って、私は次に具体的にどうしたらいいのか分かったわけじゃないけど、それでも参考にはなった。
自分の中身をニーズを重ねること。

どうしたらいいかは
分からなさすぎて凹みます。
世間に関心をもっと持つこと。
人に関心を持ってもらうには。
自分からもっとひとに世間に関わって行く。普段から。
基本的な姿勢をかえていかないといけない。

著者プロフィール

●Chris Guillebeau（クリス・ギレボー）[著]……作家、ブロガー、起業家。
著作には、『1万円起業』『自分再起動』（ともに飛鳥新社）、『常識からはみ出す生き方』（講談社）、『その仕事でいいのかい？』（ＴＡＣ出版）等がある。
ウェブ上でSide Hustle Schoolを主催し、サイド・ハッスルにまつわる話題を毎日ポッドキャストで配信。月間200万以上のダウンロードを誇る人気サイトである。
ボランティアとして４年間西アフリカで援助活動に参加したこともあり、さまざまな場所で多くのビジネスを生み出し続ける。また35歳の誕生日を迎えるまでに世界中の国（193カ国）を訪問し、自分が満足できる生活を求める人へ、起業や働き方の実用的アドバイスをすることに情熱を注ぐ。

「2018年 『0円副業のススメ 小さなアイデアが収入に変わる27日間マニュアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」