- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864120364
作品紹介・あらすじ
映画『カリーナの林檎~チェルノブイリの森』が原作になった、幼児から読める写真絵本。8歳の少女カリーナの住んでいるのはベラルーシの美しい村ですが、空も川も湖も放射能で汚染されています。母親は病気になり、家族はばらばらに暮らさなければなりません。少女の目を通して原発事故後に何が起こったのかを伝えます。今、親子で開いてほしい絵本。
感想・レビュー・書評
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扱っているテーマが気になったのと表紙の可愛らしさに手に取った。
2011年公開の映画を子ども向けに絵本にしたもの。
福島原発事故のことがあったので、チェルノブイリも遠い異国のことと思えないというか、他人事と思えないところがある。
事故そのものを描くのではなく、事故後、汚染地域に住んでいる女の子の目線から物事が語られているのに心打たれる。
映画も観てみたい。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
猫丸(nyancomaru)さんすっごく辛い話なんじゃないかな?と思うと躊躇してしまう。目を背けちゃいけないんだけど。。。すっごく辛い話なんじゃないかな?と思うと躊躇してしまう。目を背けちゃいけないんだけど。。。2012/06/22
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原発事故の悲惨さに、言葉を失う。
妖精がいても不思議でないホイニキの美しい写真が、事故の影響を受け続けている人々の苦悩をより鮮明にしているように思う。
わが子も絶句。 -
同名のチェルノブイリをテーマにした映画のノベライズ。絵本ライズ?
この映画の公開準備をしている時に、311が起きたんだ。 -
これを読んで日本にもこんな人がいることにチクリと心が痛くなりました。 本人たちはチクリどころではないけれど・・・ お母さん元気になって
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ウクライナのとなりの国ベラルーシのホイニキに、カリーナのおばあちゃんの家はある。美しい村だけれど、そこに住む子どもはいない。お母さんの病気が悪化し、病院へ。「ホイニキからちょっとはなれたところに、チェルノブイリというところがあってね。その森に、わるい魔法つかいのお城があるの。わるい魔法使いが、毒をまきちらしているのよ」と、お母さんはカリーナに話す。